2012年2月24日金曜日

チャットモンチーとYOU MORE T-SHIRT

以前のブログでも少し触れたが、昨年(2011年)の春からの、チャットモンチーの3人体制での最後の全国ツアーとなった『YOU MORE 前線』のツアーグッズを数点デザインさせていただいた。

デザイン作業をしていた当時は冬が終わるか終わらんや、ちょうど1年前の今頃かな。
メンバーや担当者さんとのやりとりを重ね、Tシャツと2WAYトートバッグ、Tシャツ裾に付くネームタグの計3点をデザインさせていただいた。

まあそれだけでも仕事として1つのトピックスにはなるのだが、個人的にとても嬉しい後日談があるので、今回はその話をご紹介しようと思います。



話は少し逸れるが、自分は普段、自宅兼事務所で細々とデザイン作業や事務作業をしているのだが、丸1日集中力が続くなんて事はあまり無く、仕事の合間にヤフオクを覗いたり、人様のブログを閲覧したりとまあ適度にサボりながら仕事をしている。

特にブログは、息抜きと情報収集を兼ねて、色々なブログを点々と覗いてます。
そんなブログジャーニーの旅程のひとつに、藤原ヒロシ氏のブログがある。

ご存知無い御仁の為に簡単に説明すると、藤原ヒロシ氏は本職は音楽プロデューサーなのだが、アパレルブランドのデザイナーとしても名を馳せており、90年代中期〜00年初頭に爆発的なブームを起こした裏原宿、いわゆる『裏原系』ファッションの仕掛人とも言われている人物。

・参考文献 (ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/藤原ヒロシ


かく言う自分も、90年代後半は高校生〜専門学校生。人並みにファッションに興味を持ち、ご多分に漏れず裏原宿カルチャーにドップリと傾倒していた。
いまになって思えば、裏原カルチャーが無ければ、つまり藤原ヒロシ氏がいなければ俺はグラフィックデザイナーの道に進んでいなかったかも知れない。


そして話を戻し、チャットモンチーとの仕事、そして『YOU MORE 前線』ツアーから数ヶ月の時を経た2011年夏。
うだるような暑さの中、いつもの様に半裸でMacに向かい、いつもの様に仕事をサボってブログ閲覧の旅に出ていると、見覚えのある人物が見覚えのあるTシャツを着ているのが目にとまった。



左はYO-KING氏。右が藤原ヒロシ氏。
(画像は失礼ながら藤原ヒロシ氏のブログから拝借。)


なんと藤原ヒロシ氏が前述のチャットモンチー『YOU MORE 前線』のツアーTシャツを着用していた。

一瞬我が目を疑うが、まず頭に浮かぶのは『何故?』という言葉。
確かに現在活動中の氏が在籍するAOEQという音楽ユニットの相方はチャットモンチーと親交のあるYO-KING氏。…とは言え、それがだけ理由とは考えにくい。


単純にデザインを気に入ってくれて着用してくれているのであれば、グラフィックデザイナーとしてこれほど嬉しい事は無いのだが、結局のところ今現在まで、何故藤原ヒロシ氏がYOU MORE Tシャツを入手し、着用していたかは判明していない。

とは言え、自分のデザイナーとしての原点とも言える人物の1人でもあり、同時にリスペクトするデザイナーの1人でもある藤原ヒロシ氏に、自分がデザインしたTシャツを着用してもらえるというのは、(前回のブログでも頻発した月並みな表現ですが) とても嬉しい。を通り越して光栄の極み。


更に、歓喜の便りはこれだけにとどまらず、数日後の藤原ヒロシ氏のブログで、昨夏に頻繁に着用していたTシャツ7枚を紹介していた。
なんとその選ばれし7枚の中にもYOU MORE Tシャツが。

・参考文献 (上記の藤原ヒロシ氏のブログ)
http://fatale.honeyee.com/blog/hf/archives/2011/08/24/ts.html

藤原氏の携わるブランドや上述のYO-KING氏とのユニットAOEQのTシャツに紛れて、赤羽のボロマンションでデザインしたYOU MORE Tシャツが。これは正直、チョー嬉しかった。



19歳〜20歳の頃にデザイナーの夢を志し、独学という無謀な道を選び、苦汁と泥水を舐めながら必死にしがみついてきたグラフィックデザイナーという生業。

上記のエピソードは、10年以上の間、愚直にマウスを握り続けてきた自分に対する神様からのご褒美だと思っています。





[オマケ 1]

上述のYOU MORE Tシャツ、一見シンプルで何のヘンテツも無いロゴTシャツの様に思えるが、書体や文字間のバランス等、幾多の試行錯誤を繰り返した上で完成したデザイン。
そしてチャットモンチーのグッズにしては珍しく、バンド名がどこにも入っていない。
バックの裾にタグが付いていて、そこには"CHATMONCHY"のロゴはモノグラム調にデザインされているのだが、実はちょっとしたデザイナーのイタズラ心で、オモテ面からは"CHATMONCHY"のバンド名が完全には読めない様になっている。



オモテ:"CHATMONCHY"と読める箇所は無い。


Tシャツの裾を裏返してタグを見ると、ようやく"CHATMONCHY"のバンド名が拝めるという仕組みになっている



ウラ:ステッチが被ってはいるが1箇所だけ"CHATMONCHY"のバンド名が読める。


このイタズラにメンバーや担当者さんが気付いていたかは定かでは無いが、1年前の話だ。もう時効だろうってコトでここで告白しておく。

シュワルツデザインなりのユーモア。





[オマケ 2]

もうひとつチャットモンチーに関する嬉しいエピソード。

昨年、中野サンプラザへ上述の『YOU MORE 前線』ツアーを観に行った。
いわずもがなの素晴らしいライブだった。

終演後、メンバーの元へ挨拶へ。
アンコール演奏時の衣装だったので、絵莉子は上述のYOU MORE Tシャツの色違いver.(ブルー)を着ていた。
俺が『おー絵莉子ひさしぶり〜』と声を掛けると、絵莉子は『あー真二君、デザインありがとお〜。このTシャツ可愛いなあ、この色わたしメッチャ似合うやろー?』と満面の笑みを浮かべて、まるで子犬の様に近付いて来た。

正直、その場で求婚しそうになるほど可愛かった。



絵莉子様着用のYOU MORE Tシャツ。


と、まあまたしてもそんな自慢話でしたとさ。





ちなみに前回のブログで紹介したブタちゃんトートバッグと、今回のブログで紹介したYOU MORE Tシャツ(黒ver. / ブルーver.)はチャットモンチーの公式ホームページからウェブストアに飛べるみたいなので、気になった方はポチっていただけるとソニーミュージック様の懐が潤います。俺の懐は別に潤いません。

と、思ったらブタちゃんトートはウェブストアでもSOLD OUTしてるみたい…。
あのトートバッグ、ホントに人気あったんだなあ。持ってる方いらっしゃいましたら大事にしてやって下さい。

※【追記】昨夜、ブログを更新した時点では豚トートはSOLD OUTの表示が出ていたのですが、先ほどウェブショップを見たら『再入荷しました!』の表示が。
なので現在は豚トートは下記ウェブショップで購入可能です。買い逃した方がいらっしゃいましたら是非。

・チャットモンチーグッズの通信販売はコチラから

http://www.rocket-exp.com/m/arti/artiItm.php?site=R&ima=5659&cd=298003



毎度の冗長な俺自慢ブログ、ご拝読ありがとうございました。


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2012年2月22日水曜日

『ブログとは』というブログ

このブログを読んでいるヒトの大半は思っている事だと思うが、俺のブログは毎回長い。
ブログというよりもコラムやエッセイに近い文字量だと思う。


正直その事で若干、いや割と悩んでいる。


ブログの正確な定義は分からないが、毎日、もしくは2日〜3日に1回ぐらいの更新ペースで気軽に書くものだと個人的には考えている。そして読む側も気軽に読むものだと。

例えば『今日は○○とカラオケいったょ〜☆ 西野カナ熱唱しながらマヂ号泣。わら』そしてマイクを握った著者の、星やハート等の装飾を施した画素の粗いテキトーな写メ。決して馬鹿にしているのではなく、ブログというのはその程度がベストなのでは、と。

しかし俺にはそれが出来ない。

自他共に認める読書家であるのが災いしてか、どうしても文体や文章のリズムを考えならが筆(まあ実際はキーボードなんだけど)を走らせてしまう。
そして1度書き上げた自分の文章を何度も読み直し、校正・誤字脱字の確認は勿論、表現のニュアンスを再考したり『ここはデスマス調よりも体言止めの方がスマートなのでは』などと悩んでしてしまう。要は不器用なのだ。
そして熟考の末に書き上げた文章を更に一晩寝かせて翌日に推敲。最終確認でもう1度全体のバランスを確認し、最後の念校を経てようやくアップする。しかも念入りに校正してると豪語してる割には結局誤字脱字も多い。
結果、冗長(では無いと自分では思いたい)なブログが書き上がってしまう。


果たしてこれを『ブログ』を言えるのだろうか。

ブログというのは、もっと敷居が低く、間口が広くてナンボでは無いのか。


個人的にはFREE THROWのタイラ君のブログや、友人でもあり女優・モデルの高山都嬢のブログの文量や文体・画像の量や、AKB48の大島優子(←大好きッス)ぐらいのフランクな文章・更新頻度こそが本来あるべき理想的な『ブログ』なのではと思っている。


シュワルツデザインの存在の喧伝や、手掛けた仕事を紹介する為に始めた当ブログだが『シュワルツのブログはクソ長えし、なんだかんだ自慢を散りばめてきやがんだよな〜。ぶっちゃけ読む気しねえわあ。ツイッターはオゲレツなネタばっかだし。』等と評されているとしたら、数日掛けて苦労して書き上げた文章で自分自身の首を締めているようなものだ。結果、夜中に布団に包まりながら自分に対し呪詛を呟く羽目になる。


なので、ツイッター等を経由してこの駄文を読んだ物好きなヒトがいたら、気が向いたらで構わないので、リプなどでシュワルツブログの感想を頂けると嬉しい。今後の当ブログのスタイル・スタンスの参考にさせていただきたい。正直、恥を忍んでのお願いである。
いただいた感想の如何では、当ブログの即日閉鎖も辞さない覚悟だ。
おヒマな方がいらっしゃいましたら何卒宜しくお願い致します。



・余談1
前回のブログで触れた、元チャットモンチー久美子邸の厠に飾ってあった『衝動オーケストラ』のフライヤーは、本当は俺がデザインしたのを知っていた上で、気を遣って飾ってくれていたのではないか? という拭い切れない疑念に関して。
久美子に直接メールで問い詰めてみたところ『ほんまほんま!! あれはほんまの話よ!』(←原文そのまま)との返答。ホッとしたと同時に、やはり心底嬉しかった。


・余談2
実は次回更新分のブログはもう9割以上を書き上げてある。
内容は、前回のブログと若干かぶるが、昨年のチャットモンチーのツアー『YOU MORE 前線』で俺がデザインを手掛けたTシャツのちょっとした後日談と、ちょっとした制作ウラ話。
チャットモンチーのファンにはちょいと読み応えのある内容になっているかと思うので、チャットモンチーファンの方はそちらも楽しみにしてて欲しい。



結局いつも通り長ったらしいブログになってしまったが、最後まで読んでくれた方がいらっしゃいましたら心からの謝辞を述べさせて頂きます。ご拝読ありがとうございました。

2012年2月18日土曜日

褒められ自慢

他人から褒められて悪い気のする人間は少ないだろう。
『照れ臭い』や『こそばゆい』といった事はあっても、誰しも自分の何かしら褒められれば嬉しいと思う。

もちろん俺も例外では無い。ルックスやファッション、ベッドの中でのテクニック等を褒められれば満更では無い。鼻も、鼻以外の場所も高くなるというものだ。

しかし俺はグラフィックデザイナー。
1番嬉しいのは自分のデザインを褒められる事。当然と言えば当然。





先日、恵比寿LIQUIDROOMで催されたLITEのワンマンライブ。
当日は満員御礼で、数多のお客さんに紛れて見知った顔も多かった。

そんな中にZAZEN BOYSのベース、イチロー君の姿が。
彼とは数年来の友人なので、束の間の立ち話。その会話の中でこんな事を言われた。
『このあいだLITEが出たFREE THROWのフライヤー、めちゃ格好良かったじゃん。誰がデザインしたのかと思ったら高田さんだったんだね。』
驚いた。イチロー君に自分のデザインを褒められるのは意外だった。

この時のFREE THROWのフライヤーに関しては以前に当ブログでも少し触れたが、メンバー全員が友人であるLITEがゲストライブという事もあり、あまり『FREE THROWのフライヤー』という事は念頭に置かずに、自分が純粋に格好良いと思うデザインにしようと思い制作したフライヤーだったので、褒められたのは正直嬉しかった。
そして褒められた相手が、旧知の仲でもあり、毒舌で知られるイチロー君。意外だが嬉しかった。








イチロー君と言えば、彼が頻繁に出没するライブハウス下北沢ERA。
このブログを読んでくれているであろうヘッズ達にはお馴染みのavengers in sci-fiやthe telephpnes、LITE、the chef cooks me等を輩出したライブハウスだ。

そんな下北沢ERAを代表するバンドのひとつにwooderd chiarieというバンドがいる。ご存知の方も少なくないだろう。
おそらく6、7年前だから随分と前の話。頼まれてもいないのに何となくwooderd chiarieのロゴデザインを作り、ベースのゆたちんに見せてみた。すると、たまたまその場に揃っていた他のメンバーとにわか話し合いになっている模様。

次にゆたちんから発せられた言葉は『真二さん、このデザインでTシャツを作って下さい。』

デザインを見せてからものの数分でTシャツ化が決まった。ゆたちんは『デザインが良いからです。』と言ってくれた。当時駆け出しのデザイナーであった自分にはとても嬉しかった言葉である。



もう随分と前のデザインだからちょっと恥ずかしいけど。





時系列は前後するが、ZAZENイチロー君にお褒めの言葉をいただいたFREE THROWのフライヤー。
LITEが出演した翌月のゲストバンドはシャムキャッツというバンドだった。

FREE THROWに出演するバンドは自分にもある程度関わりのあるバンドが多いのだが、俺は不勉強にもシャムキャッツというバンドを知らなかった。
そうなるとフライヤーのデザインもをする際もイメージが掴みにくく、いつも以上に頭を悩ませる事になる。ウェブサイトやマイスペース等で音源を聴くなど情報を得る事は出来るものの、ある程度の限界はある。
無い知恵を雑巾の様に絞った結果、バンドのイメージはあまり意識せずに、自分の中にあるデザイナーとしての引き出しを総動員してデザインをしようとハラを括る。

かくして刷り上がったフライヤー。毎回FREE THROWのフライヤーの評判等はあまり気にしない俺も、この時は正直不安を抱えていた。普段のFREE THROWのフライヤーデザインと若干テイストも違う。

しかし後日、ツイッターでFREE THROWのDJタイラ君がリツイートしたものの中に『来月のフリスロのフライヤー超カワイイ!』的なツイートを見た。人知れない苦労と苦悩が報われた気がして嬉しかった。








FREE THROWと言えば、DJのタイラダイスケ君。彼の師匠筋にあたるロックDJの大御所、保坂壮彦さん。

ROCK IN JAPAN FES.やCOUNTDOW JAPANでレジデントDJとして活躍し、Getting Better片平さん、puke!前田さんらと共に日本のロックDJシーンの礎を築いた人物である。(DJしてない時はフツーのオッサンさんだけどね。)

これまた5、6年ほど前になるだろうか。タイラ君の紹介で保坂さんと知り合い、その年の年末のCOUNT DOWN JAPANで販売するDJ保坂壮彦のTシャツのデザインを依頼された。
保坂さんは『ALL IS LOVE IS ALL』という個人プロダクションを立ち上げており、保坂さん自身のコピー・キャッチフレーズも同じく『ALL IS LOVE IS ALL』だった。(意訳すると『全ては愛であり、愛こそが全てである』みたいな感じらしい。)
良い言葉だったので、そのフレーズを引用し、Tシャツのデザインに使わせていただいた。
すると保坂さんがこのデザインをいたく気に入ったらしく、個人サイトのトップ画像等にも使用してくれ、尚かつ昨年末(2011年12月)リリースのコンピレーションアルバムのジャケットにも使いたいとの申し出までいただいた。

デザインをする上で"普遍性"に最もプライオリティを置く自分としては、何年も前に作ったデザインを数年後、しかも保坂さん自身初の公式音源のジャケットに使わせていただくというのは、デザイナーとしてこれほど嬉しい事は無い。レコード会社の担当さんも保坂さんの意向を酌み、ジャケットデザインも併せて弊社に依頼してくれた。しかもジャケット面(業界用語で言うところの表1)はアーティスト名すら載ってない、件の『ALL IS LOVE IS ALL』のロゴのみ。ストイックと言っても良い程の潔さ。

数年前に作ったロゴデザインをここまで気に入ってもらえるのは、デザイナーとして身にあり余る光栄。
幾多の仕事の中でも、特別に嬉しいエピソード、嬉しい仕事だった。








これは少し前の話、元チャットモンチーのドラムで、現在は作家・作詩家として活動している高橋久美子。通称クミコン。ちなみに俺はクミコンと呼んだ事は1度も無い。

彼女の家で悪友数人が集まり呑み会を催した事があった。呑めや歌えやの酒席の最中に尿意をもよおし、厠を拝借。あちこちに配置された坂本龍馬グッズに紛れて、見覚えのあるフライヤーが。
ちょうどその時期に俺がデザインし、ライブハウス等で配布されていた『衝動オーケストラ』というイベントのフライヤーである。
あー俺がデザインしたの知ってて飾ってくれてるんだなーと思い、酒席に戻り久美子にその旨を伝えると『え? あれ真二君がデザインしたん? ライブハウスでもらって可愛いデザインやなーと思って飾ってたんよー。』との返答が。

確かにフライヤーデザインの打ち合わせの際に企画者(3人の女の子)の熱意や心意気を聞いていて、尚かつ彼女達の音楽への愛を感じたので、版型も変形にしたり、イベントのタイトルロゴも相当の時間を掛けてデザインしたりと、いつも以上に心血を注いでデザインしたフライヤーではあった。(もちろん普段の仕事も手を抜いている訳では決して無い)
そんな渾身のデザインが友人の目に留まり、厠に飾ってもらえていた。これまたデザイナー冥利に尽きる嬉しいエピソード。 (ちなみに若いコの為に補足しておくと、厠(かわや)ってのはトイレの事ね。)


しかし上記の話、久美子が本当は俺がデザインしたと知っていて飾ってくれていたのでは無いかとの疑念を少なからず抱き続けている。つぎに久美子に会った時にでも問い詰めてみようと思う。








そんな久美子が在籍していたバンド、チャットモンチーと言えば、ちょうど1年程前にチャットのツアーグッズのデザインをした。
正直、チャットモンチーほどのいわゆる大物メジャーアーティストと仕事するのは初めてだった。
ソニー社に伺い、担当者さんと打ち合わせ。その後、数度のデザイン案のやりとりを経て、無事にTシャツとTシャツの裾に付くネームタグ、そしてトートバッグの3種類のデザインを納品。

件(くだん)のツアー『YOU MORE 前線』が始まり数週間が経ち、デザインしたグッズが送られて来た。自分がデザインしたグッズの現物を手に取る時はやはり心が躍る。
その荷物の中に担当者さんからの簡単な書簡も入っていた。抜粋して要約すると『Tシャツも好評ですが、トートバッグ!ものすごく大人気です。ワタシもあっこちゃんも愛用しております!』との嬉しい一文が。

確かに昨春、昨夏はライブハウスや街で、そのトートバッグを持っているヒトを数人見掛けた。照れ臭さもあるが、やはり嬉しい。


ちなみに、このチャットモンチーとの仕事に関してはちょいとした後日談的なウラ話があり、それはまた改めて書き起こそうと思っている。遅筆な筆者の事だからいつになるかは分からんが。



可愛いブタちゃんは久美子がモデルです。





と、なにやら褒められ自慢の様なブログになってしまったが(まあ実際褒められ自慢なんだけど)、デザインを褒められて嬉しかったエピソードを幾つかかいつまんで書いてみた。

書いてから気付いたが、上記のエピソードを1つずつ分けてブログに掲載すれば、更新回数も稼げるし、読む側も楽だな、と思った。しかし書き上げてしまったものは仕様が無い。このまま掲載することにする。


フリーランスのグライフィックデザイナーという生業は、一見すると華やかな職種の様に見えるかも知れないが、実際は苦労と苦悩の連続で肉体的にも精神的にもタフな仕事である。心が折れそうになる時も数えきれない程あったし、これからも数え切れないぐらいのストレスや苦痛が待っているだろう。

もちろん自分が選んだ仕事、自分が選んだ道なので、後悔は微塵もしていない。嘘。たまに後悔する。

ただ、少しだけ心や身体がヤサグレた時に、上記の様に他人から自分の仕事・作品への評価をいただけると、グラフィックデザイナーという仕事に対して、シュワルツデザインに対しての誇りが少しだけ輝く。そして単純に嬉しい。


まあ何が言いたいかと言うと…みなさん遠慮せずにもっと俺様を褒めちぎって下さい。


相変わらずの長文になりましたが、ご拝読ありがとうございました。

2012年2月10日金曜日

MY FAVORITE THINGS #002

連載モノと言いながら2ヶ月振りのマイフェブ。まあ隔月連載って言葉に逃げよう。
当連載で書きたいネタは割と色々あるのだが、如何せんモノグサ野郎なもんで。
万がイチ楽しみにしている奇特な方がいらしゃったらお詫び申し上げます。


さあ気を取り直して、第2回目のMY FAVORITE THINGS。


前回がジャックダニエルだったので、ジャック繋がりってコトで俺が愛用しているジャック(ディズニー映画、ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの主人公)の指輪をご紹介。





この指輪を入手したのは俺が高校生の時分だからもう15年近くも前になるのか…。
そりゃあたしもトシとりますわ。

勿論、映画のナイトメア・ビフォア・クリスマスが好きだったってのもあるが、店で見掛けた飄々としたドクロ(?)の可愛い顔に惹かれて購入…購入?…ここは何故か記憶が曖昧なのだが、自分で買ったのか、当時の彼女等にプレゼントしてもらったかはイマイチ憶えていない。万引きしたワケでは無いのは確か。
ただ買った場所は吉祥寺にある、今は無き『ハイチョプ』というスケートブランドや洋邦のバンドTなどが置いてある、当時お気に入りだったグラインドコア系の店だったコトだけはハッキリと憶えている。


このニヒルな笑顔を称えた相棒の定位置は、いつでも俺の左手薬指。
稀に初対面の人間がこの指輪を見て『結婚してるんですか?』と訊かれるが、よしんば結婚していたとしても結婚指輪にコイツは選ばないだろう…。

何故に左手薬指かと言うと1番の理由は『なんとなく』。1番しっくりくる場所が左手薬指だったってだけのハナシ。
これが『死んだ彼女の忘れ形見で…(目を細め遠くを見つめながら)』とかだったら少しは格好が付くってなもんですが、残念ながらそんなハードボイルドな理由は一切無い。
よくジョークで『オンナ共が寄って来てウザッたいからオンナ避けだよ』と言いうが、当方はオンナを避ける気は一切ありませんので、いつでも寄って来て下さい。


可愛い指輪なので、コイツを着けていれば女子にチヤホヤされるだろうと思っていたが、意外とそうでも無いのが若干、いや割と寂しい。
左手薬指にジャックのリングを着けたチンピラがいたら俺だと思って、声のひとつでも掛けてやって下さい。おっぱい揉ませてくれたらビールの1杯でもオゴります。



余談ですが、実はこのジャック君、みんな大好き9mm Pabellum Blletの数年前のアー写にも出演を果たしている。
この時のカメラマンは友人の太田好治君で、エキストラの見学な感じで都内某所スタジオに遊びに行ったところ、都合良くコキ使われる。『真二、手はメロイックサインで。もう少し左。ちげーよもっと下だよ。あーそこそこ。』などと指示を出されながら撮影した記憶があります。懐かしいなあ。






では連載3回目がいつになるかは定かではありませんが、また物欲の彼方で。

2012年2月8日水曜日

酒浸りの追記

前回のブログを執筆している最中、『なんか1日抜けてる気がるんだよな〜。』と違和感を抱いていた。
記憶ではピエール中野君には1月中に3回会った筈。なのに前回のブログでは2回しか彼の名前が登場しない。う〜〜ん。ともやもやした思いを抱えること数日、三十路を過ぎてからウスラ惚けてきた脳味噌にようやく一筋の光明が差した。


と、言う訳で前回のブログの追記です。


1月が始まり数日が過ぎた。そんな正月気分も抜けるや抜けんやの某日に、9mm滝の家で仲の良い身内連中が集まる中規模な新年会が催され、恐縮にもご招待与った小生。
初対面の方も数人いたので、不躾ながら全員の名前は憶えていないが、家主の9mm滝や、みんな大好き凛として時雨のピエール中野君、the telephonesの誠治など仲の良い面子も集まり楽しい酒席の開宴。(何故か到着するや否や、やたらデカい大ジョッキにビールを注がれる)

滝の家に行くには(たぶん)2回目だが、さすが日本を代表するクリエイター。宅録機材や、ギター、ベース、エレキドラムなど、スキモノが見れば目を輝かせるであろうクリエイティブな空間。(9mmファン、滝ファンは失禁確実)
楽器フェチの筆者は、Gibsonのアコギを目敏く見付ける。滝に訊くとJ-45との答え。
これを読んでる殆どのヒトはギブソンのJ-45と言われても『?』ってな感じだろうが、LUNA SEAの名曲『IN SILENCE』のPVでINORANが弾いているアコースティックギターと言えばピンとくるヒトも少なからずいるだろう。(おそらくレコーディングもJ-45)
長年憧れていたギターを弾かせてもらい垂涎寸前のあたくし。(もちろんIN SILENCEを弾きました)

そのままノリでドラム松本誠治(the telephones)、ベース滝善充(9mm)、ギター俺(SCHWARZ-DESIGN)という摩訶不思議な編成でLUNA SEAの『STORM』を即興セッション。
打ち合わせ、リハ無しの1発セッションだったが、(自分で言うのもアレですが)完璧なグルーヴ。動画撮影してみんなに見せてやりたかったぜ…。

途中からBRAHMANのベース、マコトさんも酒席に参加するも、高校生の時分からBRAHMANファンの自分は緊張して一言も話せず…。
(後日談ですが、先日のLITEのワンマンライブ@恵比寿LIQUIDROOMにて、マコトさんをお見掛けした際に勇気を振り絞って『先日の滝家の新年会では御挨拶も出来ず申し訳ありませんでした』とお声を掛けさせていただいたところ、『あーキミずっとギター弾いてたよね(笑)』とのお言葉を頂戴しました。BRAHMANのマコトさんに認識していただけるなんて、今すぐ高校生時代の自分のポケベルを鳴らしてやりたいぐらいの気分です。)

そんなこんなで楽しい酒席も終電でお開き。酔っ払いのアラサー2人(俺と中野君)は千鳥足で最終電に乗り込みましたが、中野君が無事に帰れたか否かは俺の知るところではありません。

あー楽しかった。

写真は滝、中野君、誠治、俺(諸事情により顔出しNG)のレアな4ショット。
オトナの事情でクレームが入ったら消すかも知れませんので悪しからず。

2012年1月31日火曜日

酒浸りの睦月

2012年が始まったと思ったらもう1月も終わりだ。
歳を重ねる程に時の流れが早く感じるとよく言われているが、これホント。
つい先日まで正月だと思ってたら明日から2月。光陰矢の如し。早過ぎやでしかし。

独りで酒を呷りながら仕事していた元日に始まり、1月はとにかく酒を呑んでいた記憶しか無い。
いやまあ年がら年中そんなもんだけど。


2012年の2日目はthe telephonesの変態ダンサー(たまにキーボード)のノブに誘われて呑み初め。
俺の大好きな高級焼肉店『安安』でビールと肉を胃袋に流し込みながら途切れる事の無い談笑。
途中からthe brixton academyの吉村も合流し、引き続きビールと肉を嚥下し続ける。
何故だか印象的だったのは、ノブがウインナーをいたく気に入ったらしく何度もウインナーをオーダーしていた。やっぱり変なヤツだ。ウインナー。
2件目へと流れる2人を見送り、後ろ髪を引かれながらも自宅に戻り仕事。俺ももっと呑みたかったなあ。


翌日3日は同じくthe telephonesのモヒカン(ex.アフロ)ドラマー・誠治の誕生日会が催されているとのコトで、差し迫った仕事があったが見て見ぬ振りを決め込み北浦和KYARAへ。
遅い時間に行ったのであまり居れなかったが、the telephonesのメンバー各位や元heのタケシ、ピエール中野君など仲良しの埼玉勢に会えたのも嬉しかった。否応無しに酒が進む。
誠治には弊社の家出鞄をプレゼント。気に入ってるかは知らん。使ってるかも知らん。
ノブと一緒に終電に乗り込むも、目眩がする程の猛烈な尿意に襲われ途中下車。終電なのに。
結局ノブと2人でタクシーで帰りました。ノブ付き合わせてごめんね…。高くついた放尿でした。誠治、誕生日おめでとう。


またある日はFREE THROW大新年会で下北沢Daisy Barへ。
フロアでゆらゆら踊ったり、楽屋で談笑したりと楽しいパーティー初めでした。
マイメンのavengers in sci-fi・太郎は観る度にDJが上手くなるなあ。
そしてthe brixton academy・ヨネのリア充伝説に軽い嫉妬と軽い殺意を覚える。


またある日はThe Mirrazの妖艶かつ大胆、そして時として繊細なセクシーベーシスト・ケイゾーと、J-ROCK界のミューズこと高山都と三軒茶屋のホルモン屋で少し遅めの新年会。
男女の垣根を越えた仲良し3人組だが、ライブハウスやフェス以外で呑むのは初めて。
グータンヌーボ(よく知らないけど)みたいだなあと思いながら集合。乾杯。
音楽業界屈指のオゲレツ野郎2人による、常人であれば耳を塞ぎたくなる程の下ネタにも全く動じないミヤは実に懐の深いオンナノコだ。知らない人の為に説明すると、高山都嬢は超カワイコちゃんです。あとやたら良い匂い。
後半ミヤが酔っ払いのオッサンよろしくテーブルに突っ伏して寝始めるも、ケイゾーとオゲレツ話に花を咲かし終電までひたすら呑み続ける。実に楽しい酒席でした。


またある日は2012年1発目のレギュラーFREE THROWで深夜の新宿MARZへ。
いつもの顔ぶれと、いつもの空気、やはりFREE THROWは落ち着くし安心する。居場所があるというのはとても素晴らしく、とても幸せな事だ。
この界隈では名の知れた亀井忠というチンピラの酷い泥酔具合に一同苦笑い。
初見のシャムキャッツのライブも良かった。メンバーもナイスガイばかりだったなあ。
オゴりオゴられ、タカりタカられながら朝まで呑み続ける。


またある日は凛として時雨のピエール中野君とウチの近所にある讃岐うどんの名店『すみた』へ。
ずっと行きたい店だったが『すみた童貞喪失は中野君と一緒に』と心に決めていたので、念願のすみた。(念の為に言っておくと、僕らはホモではありません。)
ちなみにこの店は関東で1番美味いうどん屋と言われる程の有名店。1月の寒空の下なのに、18時の開店前から店の前には数人の開店待ちの猛者が。
書き始めると長くなるため詳細は省きますが、ここのうどんは本気(マブ)で美味い。今まで食べきたうどんが輪ゴムかと思えるほど。
酒の肴にと頼んだおでんも心臓の弱い人が食ったら死ぬんじゃないかと思うぐらの絶品。ビールが進む。進むなんてもんじゃない。
赤羽というニッチな土地にあり、かつ赤羽駅から少し距離がある為、誰しもが気軽に行けるというワケでは無いと思いますが、赤羽まで足を運ぶ価値は確実にある噂に違わぬ名店でした。


またある日は北浦和では名の知れた、醍醐明生というやたら画数の多い名字を持った男と安安へ。
彼が北浦和KYARAで定期的に催している『限界破裂』というイベントのフライヤーのデザインをさせていただいた為、納品を兼ねての定例会。と称した呑み。醍醐と呑む時は必ず安安。俺達のサンクチュアリ。
醍醐とは何故かやたらとウマが合う。趣味も合う。そして俺のももクロ師匠。
そんな醍醐師匠のイベント『限界破裂 vol.4』は2月25日(土)@北浦和KYARAにて。彼のバンドへの愛、音楽への愛、北浦和への愛が詰まったイベントなので、お時間と興味の有る方は是非。俺が自身の秘めたる厨二バイブスを解放してデザインした渾身のフライヤーもお手に取っていただけると幸いです。


またある日は俺にとって親友以上の存在の2人、元チャットモンチーで現在は作家/作詩家の高橋久美子と、未だ謎に包まれた生態を持つカメラマン/建築家の干田正浩の共同展覧会『家と砂漠』のレセプションパーティーにお呼ばれし、経堂にあるこれまた不思議なバイブスを持った男、遊佐さんが営むカフェ&ギャラリー『芝生』へ。
そう言えば久美子にもマサにも会うのは昨夏の徳島ヒトノユメ展以来だから相当久し振りだな、と思いながら芝生の扉をくぐるも、顔を合わせればつい昨日会ったかの様に軽口を叩き合う。
展示は久美子の詩とマサの写真。チャットモンチーの歌詞ともヒトノユメでの詩ともまた違った雰囲気を纏った久美子の詩。彼女の裡にある有象無象がそのまま文字になったかの様な詩。
そして日本各地のみならず数十カ国を放浪しながら撮り溜めたマサの写真。無機質でありながらもどこか寂しげな東京の写真。現地の空気をパッキングしたかの様なアフリカ各地の写真。何処までも続くサハラ砂漠の写真。マサの写真は人懐っこさとクールな俯瞰視点が同居した不思議な空気感を持っている。呑み仲間であり、リスペクトする写真家。
レセプション終了後も、芝生に居座り遊佐さんも交え軽く呑む…つもりが日本酒まで出て来てすっかり泥酔。千鳥足で帰路につく。
2人の写真詩集に収録されている久美子の短編小説『吉祥島スワンズ』は個人的にも思い入れの強い作品。
写真詩集『家と砂漠』は通販でも購入可能なので、興味お有りの方は是非。


またある日は高校時代からの親友と、男達の聖地こと五反田で呑む。
気心が知れに知れた友人と呑む酒はことさら美味い。友人宅で軽く呑んだあとは焼鳥屋に繰り出し本能の赴くままに呑み食い。店員の若いコが可愛かった。
彼との会話の内容はこれまた人様にお聞かせしたら確実に眉を顰められるような下品極まり無い猥談。
またしても終電逃し、池袋からタクシーで帰宅。今年は終電に注意しようと心に固く誓う。


またある日はFREE THROWスタッフの双子姉妹と文京区白山にあるパスタ屋『こむぎこ』で女子会。
ワインをスイスイ呑みながら女子トークに花を咲かせる。
こむぎこはパスタ野郎の俺を唸らせるほどの絶品パスタを出してくれるので、白山を訪れた際は是非来訪をお勧めします。ただし開店直後以降は行列を覚悟で。


またある日はthe brixton academy主催のパーティー。渋谷WOMBへ。
15時オープンスタートという長丁場のパーティーにも関わらずお客さんは踊りっぱなし。
楽屋でシャンパンをチェイサーに、ウイスキーをチビリチビリと呑みながらフロアを睥睨する。
この日はthe brixton academyが突然の活動休止、いや解散宣言。寝耳にウォーターは知らせに些か驚いたが、パーティー野郎の彼らの事だからきっとすぐに新しいアクションを起こしてくれるだろう。
そして個人的なピークは最後の最後にヒラケン兄貴がかけたももクロの名曲『走れ』。
まさかWOMBでももクロが聴けるとは思わなかったぜ…。


そして昨夜。仕事の気分転換にと経堂へ。『家と砂漠』展に再訪。
が、到着して2分後にマサに『呑み行きましょうよ』とおもむろに拉致られる。
かくしてマサ&建築家チーム2名と良い感じの居酒屋へ。野郎4人で阿呆な話を肴に阿呆の様に呑む。
途中からヒトシゴト終えた我らが久美子先生も合流。建築チームは何やら小難しい話で盛り上がっていたので、久し振りに久美子と語らう。三十路を控えた久美子に三十路を越えてからの健康事情が如何に切実かを説く。
もう1軒行くぞと息巻く4人に別れを告げ帰宅。朝方まで仕事に勤しむ。寝る前に缶チューハイをプシュッと。


蛇足ですが、上述の全ての文節の最後に『翌日は二日酔いで苦しむ。』を付け足して下さい。


またやたら長いブログになってしまった。
いつになったらコンスタントなペースで適度な長さの文章が書ける様になるのだろうか。

ちなみに上述の日以外も毎晩1人で気絶するまで呑んでました。

酒と女のケツは季節や時間を問わず、いつでも限り無く愛しいものだ。


相変わらずの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。さて今夜は誰と何を呑もうか。

2012年1月12日木曜日

新年の御挨拶と年末と幕張。

遅れ馳せながら明けましておめでとうございます。

予見されていた事ではありますが、当ウェブログも更新停滞気味。
今年はタマが潰れない程度に褌を締めて定期更新に邁進します。


時間は少し遡り、零細デザイナーの年末はと言うと歳末恒例のCOUNTDOWN JAPAN 11/12で幕張に通っておりました。

幕張では例年通り、キング・オブ・バックステージの面目躍如とばかりに赤ら顔でアーティストエリアに居座り、同窓会気分で友人達との邂逅を楽しんでいましたが、もちろんライブも観ました。観たライブ全てではありませんが幾つか私的レポートを。


[1日目] 12月28日(水)

悪友の伊藤や、敬愛する中山真平先輩の在籍するanother sunnyday。
後半の数曲しか観れなかったが、各々のキャリアに裏付けられた素晴らしい演奏。
伊藤はステージの上だけでは格好良い。

過去に弊社企画にも出てもらった盟友BIGMAMAも流石の人気で、ギャラクシーステージですら手狭ではと思う程の盛り上がり。
呑み仲間でもある真緒のステージ上での楽しそうな表情はいつ見ても素敵だ。

アーティストエリアに置いてある卓球で負けまくってテーキラを呑まされ倒した為、千鳥足で帰宅。今年は年末に備えて卓球も練習します。


[2日目] 12月29日(木)

前日のテキーラのダメージが拭えずにまんまと寝過ごし、RHYMESTERとBase Ball Bearを見逃す。。

BIGMAMAと同じく弊社企画に出演してくれたチャットモンチー。
ツアーを経てからの新生チャットモンチーは更なる成長を遂げ、本当に格好良かった。
アッコのドラムも決して付け焼き刃では無いタイトかつ男勝りなプレイ。とてもドラム暦数ヶ月とは思えないクオリティ。あとやっぱ絵莉子は可愛かったなあ。
後日、RHYMESTERの宇多丸さんがラジオで、この日のチャットモンチーのライブ絶賛していたのも嬉しかった。

そしてこちらも悪友のgroup_inou。
普段はフツーのあんちゃん2人がひとたびステージに上がると数千人を踊らせる様は何度観ても面白い。メチャ盛り上がってたなあ。
出番直前にソデに控えてる2人に声を掛けるとcp君から『高田ちゃんに会うと安心するわー』との嬉しいお言葉。良いライブでした。

group_inouを数曲観て移動。ギャラクシーステージでThe Mirraz。
驚いた事に約10000人を収容するギャラクシーステージの最後方までお客さんが犇めき合っていた。
普段は日高屋でビールを酌み交わしながらオゲレツ極まり無い話に華を咲かせているケイゾーの勇姿に目頭を熱くする。

2日の〆はみんな大好きピエール中野君のDJ。
相変わらずの大盛り上がり。DJという枠に収まらず、歌うわ踊るわのステージング。彼は稀代のエンターテイナーだと思う。中野君もアーティストエリアでは例年通り泥酔してました。


[3日目] 12月30日(金)

連日の痛飲が仇となり、アースステージトップバッターの9mmを見逃す。。

会場に到着し、小走りでアストロアリーナへ向かい、avengers in sci-fi。
かれこれ6、7年の付き合いになる彼らが数千人を前に堂々とした演奏。大盛り上がりのオーディエンス。これまた目頭を熱くせざるを得ない。
ようやく時代がavengers in sci-fiに追い付いた。数十人のお客しか入らなかった数年前からこんな日が来ると確信していました。

そして個人的にこの日の…いや、COUNTDOWN JAPANのメインアクトと言っても過言では無いバンド、pocketlife。
彼らがいなければ今のSCHWARZ-DESIGNは存在しないと断言出来るバンド。
最近はあまりライブも観れてなかったが久し振りに観るポケライはメンバーが変わってもやっぱりポケライだった。最高に格好良いライブ。またしても目頭が熱を帯びる。

アースステージの久保田利伸に後ろ髪を引かれながらも引き続きムーンステージ。
pocketlifeと同じく、思い入れのある大切なバンド、LITE。
何時何処で観ても圧倒的としか表現できないタイトな演奏。ブレないなあ。
ライブを終えたavengers in sci-fiの3人・tccm&磯部正文BANDのシモリョー・アチコさんもLITEのステージに歌声と華を添える。麗しい友情に感銘を受け、頬を熱いものが伝う。


[4日目] 12月31日(土)

大晦日。この日は開演が遅く、仲の良いバンドもあまり出ない為、夕方のんびりと幕張へ向かう。

程良くアルコールを摂取し、良い気分でギャラクシーステージへ。
縁あってデビュー前から仲良くしていただいているSPECIAL OTHERS先輩を観る。
サスガ!としか言えない素晴らしい演奏と人気。キラーチューン"AIMS"でのお客さんの盛り上がりは最高潮に。数十分の演奏時間がアッという間に思えたライブでした。

その後、アストロアリーナでのGetting Better片平さんのアツいDJで小躍りしてからアーティストエリアへ。

2011年の年越しは、アーティストエリアで片平さんを始めとするGetting Betterクルーと一緒に過ごす。年越し数分前にフライングでクラッカーを盛大に炸裂させたのもご愛嬌。

夜中3時ぐらいまでやんややんやと呑み、独り帰路へ。

ここ数年は毎年幕張で年を越しているのですが、2011年-2012年も楽しい年末〜年越しになりました。


年が明けてからの四方山話もまた遠くないであろう次回の更新で。
誰が読んでいるのか皆目分からない当ブログですが、今年こそ定期的な更新を約束…は出来ないので、善処します。

最後になりましたが、本年もシュワルツデザインと不肖私、高田真二を何卒夜露屍苦お願い致します。



楽しかった昨年末の思い出達。

2011年12月7日水曜日

たまには仕事の話でも。

この駄ブログを閲覧してくれている方の大半はご存知だと思いますが、毎月、新宿MARZにて催されている、弦先誠人・神啓文・タイラダイスケの3人のDJがオーガナイズしているFREE THROWというロックDJパーティー。

このFREE THROWのロゴデザインや、毎月のフライヤー、物販に並ぶグッズ等の殆どをデザインさせていただいてます。弊社の数少ないレギュラーの仕事でもあり、個人的にもとても思い入れのある大切なパーティーです。

そんなFREE THROWの次回開催は12月10日(土)。
もちろん次回のフライヤーも弊社がデザインさせていただきました。



designed by SCHWARZ-DESIGN


普段は割とポップなデザインが多いFREE THROWのフライヤーですが、今回はゲストバンドがLITEという事で、異国感やアンダーグラウンドなインディー臭さ、そして僭越ながら先達へのオマージュを込めて1920年代〜30年代の独バウハウスを意識してデザインしました。
赤・黒・白だけで構成された100mm×148mmのフライヤーはなかなかどうしての存在感を放っているのではないかと自画自賛しております。


つい先日、海の向こうの何処ぞの国でのタフネスなツアーから帰って来たLITEの面々。
フジロックやサマーソニックのステージも経験した彼らの圧巻のライブパフォーマンスは玄人好みの敷居が高い音楽の様にも思われがちですが、そんな事は決してありません。
寸分の狂いも無く的確かつタイトなビートを刻むドラム。時に繊細で時には暴力的なベースライン。カーマスートラよろしく絡み合う2本のギターから奏でられる緻密なフレーズ。
珍妙な表現かも知れませんが、LITEのライブは中国雑技団やシルク・ドゥ・ソレイユの様な上質かつ本物の、誰もが楽しめるエキサイティングなエンターテインメントだと思います。

メンバー各々も、演奏中のストイックな雰囲気とは打って変わって普段はすこぶる柔和なナイスガイ達なので、ライブ後はテキーラの1杯でもご馳走してあげると喜びます。たぶん。

蛇足ですが、個人的にはベースの井澤(と井澤のお母様)には、今後半世紀ぐらいは頭が上がらないぐらいの迷惑を掛けた経験があります。まあその話はまた機会があればと言う事で…。


では12月10日、FREE THROWに来られる方は魑魅魍魎の跋扈する深夜の新宿歌舞伎町の薄暗い地下でお会いできれば幸いです。

2011年11月26日土曜日

MY FAVORITE THINGS #001



(概ね)公約通りの(約)10日振りのブログ更新。
やれば出来るんじゃん、俺。

毎度長ったらしい文章を書き連ねていくのはしんどいので、箸休め的な連載モノを幾つか挟んでお茶を濁そうを思い立つ。聡明だぜ、俺。

って訳で連載モノ第壱弾は【MY FAVORITE THINGS】と題して、零細デザイナーの俺が普段愛用している物やお気に入りの物を紹介しようと思います。略してマイフェブ。


記念すべき第1回目のマイフェブは、俺の良き相棒でもあり、最愛の恋人でもある『JACK DANIEL'S』です。
ジャックと出会ったのはいつだろうなあ…気付けば愛飲していたので、呑み始めた時期は定かではありませんが、今では仕事モードとプラベートを切り替える為のスイッチのような大切な存在。





元々は、黒と白のみで構成されたクールなパッケージや、バーボンでもスコッチでもないテネシーウイスキーという孤高な雰囲気に憧れて、味も何も分からないまま若干無理をして呑んでいましたが、気付けばその味と香りの虜に。今までに何本消費したんだろう。。

ジャック好きが高じて、次第にポケットに小ビンを忍ばせて外出する程に。
ハタから見たら完全に末期のアル中ですな。

仕事を終えた夜中(時には早朝や真っ昼間)に、ナッツやビターチョコレートをつまみながら、文庫本を片手にジャックダニエルをオンザロックでチビチビと嗜んでいる時間が至福のひと時。


ジャックはウイスキーの中でも比較的呑みやすい部類だと思うので、ウイスキーを呑んでみたいけど何を呑んだらいいか分からないという紳士淑女がいらっしゃいましたら、ジャックダニエルをお勧めします。

買って呑んでみて『やっぱり自分には合わないな』と思ったら俺にください。


ではまた物欲の彼方で。

2011年11月15日火曜日

能動的1週間

毎度ご無沙汰しております。

さすがにブログを丸1年も放置するのはマズいだろうと思い。久方振りの更新。


シュワルツ仕事してねえんじゃないかと思われがちですが、まあそれなりに毎日仕事してます。
でもたまに家賃滞納してます。あとたまにガス止まります。

ツイッターやフェイスブック等でエンドユーザーとインタラクティブなやりとりが簡便にできるご時世、こりゃあインターネッツを活用してメイクマネーするしかねえべ、と今さらながらに気付いたので今後は定期的に当ブログの更新に励もうと思う所存です。たぶん1年前も同じようなこと言ってたけど。


と、意気揚々とブログ更新宣言を掲げるも、俺の1日は基本的にベッドとワークデスクと便所の往復で構成されている為、ブログに書くトピックスなんぞその日のウンコの色ぐらいなもの。(カレー食ってるヒトいたらごめんなさい)

久し振りのブログ更新のリハビリも兼ねて、珍しく能動的だった先週1週間の動向でも書き記そうかと思います。
しかしこんなもんに需要あんのかな…。いや、そんなコト考えてたらブログなんて書けねえ。
と、言う訳で零細デザイナーの地味な1週間をとくとご堪能あれ。



【2011年11月07日 月曜日】--------------------

家から1歩も出ずに、朝から晩までパソコンの前で仕事に勤しむ。

お誘いいただいたキュウソネコカミのライブにも行けず。残念。あきおごめんね。

就寝前に缶ビールを数本嗜む。



【2011年11月08日 火曜日】--------------------

日の出と共に起床。
午前中はメールの返信や請求書起こし等の事務仕事&入稿作業。

午後は恵比寿のアクセサリーブランド・GARNIの2012 S/S展示会へ。
お洒落なバイヤーさんに混じってショールームをふらふらさせていただく。
展示会場で売られていた震災チャリティーCD『DECISION』を購入。やっぱ陸さん(FedMUSIC)良い曲書くわー。
GARNIハジメ君ありがとう。お邪魔しました。



本日の戦利品。


夜は10年来の取引先の担当さんとの定例会。しこたま酒を呑む。
ワインで気持ち良く泥酔。佐々木さん毎度ご馳走様です。



【2011年11月09日 水曜日】--------------------

痛烈な二日酔いで起床。

頭痛と吐き気と闘いながらのデザイン作業。
野暮用で掛かり付けの病院に行くも酒臭さを咎められ『酒は控えて下さい。って言うかやめて下さい。』と怒られる31歳。

夜は渋谷のビクター社屋で打ち合わせ。
デザインしたものが徐々にカタチになって行くのはやはりとても嬉しい。楽しい。
遠藤君お疲れ様です。



色校正は毎度ドキドキワクワクする。


就寝前にハイボールを数本嗜む。



【2011年11月10日 木曜日】--------------------

若干の二日酔いと共に起床。許容範囲内の頭痛と吐き気なのでヨシとする。

簡単な修正作業やメール処理を終え、昼前に馬喰町の取引先へ。
小社、SCHWARZ-DESIGNのジップアップパーカーの仕上がり確認&受け取り。
なかなかの出来映えに気分を良くし、帰宅前に近所の立ち飲み屋でウーロンハイを1杯キメる。


夕方からは新宿MARZへ。CASIOKIDSの来日公演初日。

1年半振りに新宿MARZでチャットモンチーを観る。
メンバーは1人減ったが、バンドの勢い、熱量は一切衰えず。ってかムチャ格好良い。
心底楽しそうに嬉しそうに演奏する2人に目頭を熱くする。
久し振りに会った絵莉子はやっぱり超可愛かった。

数ヶ月振りに観たSawagiもイケてたなあ。

敬愛するART-SCHOOL理樹さんのDJも堪能。理樹さんのかけるスチャダラに1人アガる。

初見のCASIOKIDSも圧巻のライブ。良いもん観させていただきました。

そしてこの日のMARZは主催者のDAWAさん(FLAKE RECORDS)の人柄故か、友達にもたくさん会えた。
MARZ退社を数日後に控えたタイラくん(FREE THROW)を始め、regaの面々(アキラ以外)、9mm卓郎(卓郎モデルのギターを執拗に強請(ねだ)りイヤな顔をされる)、高山都(相変わらず可愛くて良い匂い)、tccmシモリョー(一瞬しか会えず…)、テレフォンズの面々 etc...。
やっぱりライブハウスは楽しい。そして楽しくて酒を奢り奢られ。浴びる様に呑み、財布がカラになる。

帰宅後、心地良い余韻に浸りながらジャックダニエルを数杯嗜む。



【2011年11月11日 金曜日】--------------------

ポッキーの日。全く興味無し。

なかなかタフな二日酔いにより、午前中はベッドの中で悶えて過ごす。
昼にベッドから這い出るも、数件のメール処理だけ済ませ、再びベッドの中へ。夕方まで昼寝する。気楽な居職稼業。

夜は急遽ビクター社で色校正作業。
多くの人間の努力と苦労と試行錯誤を重ねてものは作られる。遠藤君遅くまでお疲れ様。



ガワはほぼ完成。詳細は後日…。


その足で日付が変わる頃に新宿MARZへ。月に1度のオタノシミ、FREE THROW。
HOMECOMING TOURと銘打った東北ツアーの初日。
ゲストバンドがthe chef cooks me / the SHUWA / QUATTROの3バンド。否応無しにテンションが上がる。



designed by SCHWARZ-DESIGN


ここ最近ではレアなセットリストで新旧のファンを完全にロックしたthe chef cooks me。
やはりニーチェは俺のギターヒーロー。

”ナイトカクテル系ダンスロックバンド”のコピーに恥じない、アダルトかつダンサブルだったthe SHUWA。
『Let Me Be Your Light』はホントに超名曲。ちなみにVo.のマサオさんは中学校の先輩ッス。

ex.Riddim Saunterのハマ君が入ってから初めて観るQUATTROも最高のパフォーマンス。
ハマ、ホントにサポート?と思うぐらいQUATTROにハマってた。(ハマだけに。)
我らがカディオさんのドラムも相変わらず超絶にタイトかつグルーヴィーでした。

もちろんDJ3人も朝までフロアをがっちり盛り上げ、ホーム公演は大盛況。幸先の良い東北ツアー初日。


個人的には10月にFREE THROW長野&新潟に帯同した際、新潟で知り合った若いコ(♂)が遊びに来てくれたのが嬉しかった。また遊ぼうぜ広海。

フロアに居てもバーカウンターに居ても楽屋に居ても誰かしら友達がいる。
やっぱりFREE THROWは最高のパーティーだ。

パーティー終了後は久し振りに打ち上げに顔を出す。打ち上げ会場はもちろん恒例のキングオブ安居酒屋、アルプス。
誠人さん(FREE THROW)、神さん(FREE THROW)、石毛(the telephones)、俺という珍しい4人で宅を囲み、安い酒と下世話な話を堪能。
アタマからケツまで楽しい1日だった。



【2011年11月19日 土曜日】--------------------

眩い朝日に目を細めながら帰宅。シャワーを浴びて即就寝。

陽も傾いてきた夕方に起床。言わずもがなの痛烈な二日酔い。アルコールを呪う。

特に予定も無いしってな事で、再びGARNIの展示会へ。
展示会の最終日という事もあって、会場は大賑わい。
ビールを振る舞って頂き、呪ったばかりのアルコールを舌の根も渇かぬうちに呑み干す。やっぱ愛してるぜアルコール。
GARNIハジメ君ありがとう。お邪魔様。ご馳走様。



展示会場で購入可能のGARNIオリジナルのスパークリングワイン。お洒落だ…。



と、まあ珍しく外に出歩いた1週間でした。(普段は家とファミマとSEIYUの往復です。)

やっぱ俺はブログとかツイッターとか向いてねえのかな…。
こんな無駄に長い稚拙な駄文を読んで下さった方がいらっしゃいましたら御礼申し上げます。
まあ三十路を過ぎ、健忘の始まりつつあるオッサンの備忘録って事でひとつご容赦下さい。

ホントは日曜日のGetting Better@新木場STUDIO COAST(素晴らしいパーティーでした)の事も書きたかったけど、さすがにこれ以上の文量はブログの範疇を越えるべってコトで、後日改めて筆を取らせていただきます。後日がいつになるかは分かりませんが。

しかしこれを機に毎日…3日に1回…週イチ…まあ10日に1回ぐらいは更新しようと思っておりますので、時間の有り余った好事家様がいらっしゃいましたら、今後ともCHECK IT OUTしていただけますと幸いです。


あー疲れた…。


2011.11.15 自宅にて。