2012年4月30日月曜日

ゴブサタ。



いかんいかん。

気付いていたら1ヶ月間もブログを放置してしまった。

4月は更新ゼロ件なんて、カリスマブロガーの沽券に関わるぜ。


ちなみに4月は何をしていたかというと、殆ど何もしてませんでした。

仕事もあまりしなかったので、毎日酒呑んで寝てた。



あ、そーいや32歳になりました。

ツイッターやメール等でメーッセージをくれた方、本当にありがとうございます。
自分普段、誕生日おめでとうメールとかは送らないんだけど、もらうとやっぱ嬉しいねえ。これからは俺も送るよーにしようかな。



さて、今日は4月最終日。
丸1月未更新はさすがにマズかろうって事で、零細デザイナーの近況と小ネタでもシタタメたいと思います。

相変わらず大した内容じゃ無いので、余程おヒマを持て余した方のナナメ読みをオススメ致します。




俺は大きい買物を殆どしない。

というか1万円以上の買物をする事は滅多に無い。

日々の生活で購入するものと言えば、酒・肴・パスタ・書籍等。衣類の類いは自分のところで作っている為、服を購入する事も殆ど無い。たまに古着屋でスニーカーを買うぐらい。


そんな俺が珍しく買物をした。


RICHOのコンパクト一眼レフ、GR DIGITAL IIである。

後継機種のGR DIGITAL IIIが出たあたりから、値下がりを虎視眈々と狙っていて、オークションで2万円でゲット。


まあ正直酔っ払って落札したんで、翌日に軽い後悔に襲われましたがね。

でもまあ簡単なポートレイトやブツ撮り程度ならGRで十分なので、良い買物をしたと自負しております。あとは使いこなせればの話ですが。


     アコガレのGR。嬉しい。




先日誕生日だった事が上述したが、avengers in sci-fiの太郎がプレゼントにウイスキーをくれた。


『とりあえずコンビ二で1番高いヤツ買ってきました。』

信用できる男だ。


そーいや今年はプレゼントじみたもん貰ってないなあ。
太郎に続き、皆様からのプレゼントお待ちしております。
尚、当方はアルコール類と高価な貴金属類を好みます。

太郎ありがとう。太郎の分泌液だと思って大事に啜(すす)ります。


     SUNTORY OLD呑むの久し振り。




『SKATETHING』(スケートシング)

この名前を知ってるのは、余程の裏原ファッション好きかオッサンだけだと思う。

分かり易く説明すると、A BATHING APEの1番有名なロゴをデザインしたのがグラフィックデザイナーのSKATETHING。通称スケシン。(以下スケシン)


実は自分のグラフィックデザイナーとしての初期衝動はスケシン氏。


確か高校生の頃だと思うけど、今は亡き某ファッション誌に得体の知れない人物が載っていた。
変な頭の色をして、無表情で誌面からこっちを見つめる視線。
よく読んでみると、彼はグラフィックデザイナーという生業(なりわい)に就いており、ステューシーのイベントのフライヤー等のデザインをしているらしい。



それがスケシン氏と『グラフィックデザイナー』というのものの出会いだった。


しかし、自分がスケシン氏のどこに魅力を感じているか、10年以上経った今でも時々分からなくなる。
と、言うのも、スケシン氏のデザインやグラフィックからはインスピレーションやインスパイアを受けた事が殆ど無いからだ。
どちらかと言うと、アティテュードや本人のキャラクター等『なんだかよくわからない存在』に憧れていた。
その飄々とした雰囲気や、読んでも一切理解出来ないインタビュー等に氏の魅力を感じていた。


余談だが、もう数年前の話。
TERIYAKI BOYSのファーストツアーの打ち上げが目黒の某クラブで催され遊びに行った。
この日はツアー千秋楽でNIGOさんのバースデーという事もあり、ン十万円するようなシャンパンがポンポン空いてた。
来場していたスケシン氏に名刺を渡し、氏がきっかけでデザインの世界に足を踏み入れた事を、酒と緊張でしどろもどろになりながら説明した。
エキセントリックなイメージを抱いていたが、本人は気さくで凄く良いヒトだった。


しかしスケシンというニッチな(失礼)特集を組むとはEYESCREAM、攻めてる雑誌だぜ。。


     アコガレ。





最近、というか割と前からだが、ライブハウス等でふらふらしてると、知らないヒトから話しかけられる。

たいていは『ツイッター見てます』とか『ブログ見てます』とかなんだけど、たまに自身もイベントをやっていて、イベントのロゴやフライヤーを制作する際にウチの仕事(やっぱFREE THROWが多い)を参考にさせてもらってます、と声を掛けていただく事がある。

これはデザイナーとして光栄極まり無い事。嬉しい。

スケシン氏のDNAを幾許か継承したシュワルツデザインからインスパイアされ、ものが生まれるのはとてもクリエイティブだと思う。


まあデザイン仕事はウチにお任せあれってのが正直なトコロですが。。




ってな訳で4月の駆け込み更新は如何だったでしょうか。

4月はMY FAVORITE THINGSも更新出来なかったなー。
待っているヒトがいるとはあまり思えないが近日中には更新します。
ちなみにMY FAVORITE THINGSの次回予告をしますと、前回のピエール中野君に続き、著名人からのイタダキモノシリーズです。乞うご期待。



でもブログ右側に表示されてる4月(1)はちょっと格好悪いよなあ。
5月はフタケタ更新を目指します。


という訳で毎度、冗長・無内容のブログに目を通していただいてありがとうございます。



次回の更新も気長にお待ち下さい。。



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2012年3月29日木曜日

FREE THROW #60 | 20120320 | STUDIO COAST


去る2012320日。

東京は新木場のスタジオコーストにて60回目のFREE THROWが催された。



ご存知の方もいるやもだが、本来ならば1年前の2011年3月13日に50回目の節目として催されるはずだった。


しかし開催2日前の3月11日。誰の記憶からもぬぐい去れない東日本大震災。


新木場は埋め立て地。余震の恐れや、地盤への不安からスタジオコーストでのFREE THROW #50は中止の決断を余儀無くされた。


FREE THROWのDJ3人やスタッフ、ステージに立つのを楽しみにしていた主演者達、そしてスタジオコーストでのFREE THROWを楽しみにしていたお客さん達にとって、悪夢のような出来事だったと思う。もちろん俺にとっても。



詳しくはFREE THROW BLOGのタイラ君のブログを読んでもらえると、彼らのこの1年間の事がよく分かると思うが、FREE THROWは大舞台の中止にも心折れる事無く、1年後のリベンジへ向けてすぐに動き出した。


下記がFREE THROW #60に寄せるタイラ君の思い。

http://blog.livedoor.jp/freethroww/archives/65642981.html



そして2012年3月20日。火曜日。春分の日。快晴。


1年越しのFREE THROW スタジオコースト公演が実現した。





今回のFREE THROW #60もフライヤー等のビジュアル面は全てシュワルツデザインが担当させてもらった。俺にとっても1年越しのリベンジ。

1年前のデザインをブラッシュアップし直し、メインロゴを新たにデザインし、色はリベンジという意味を込めて1年前のカラーリングを踏襲した。


designed by SCHWARZ-DESIGN



蛇足だが、このフライヤーはオモテ面ももちろん心血を注いでデザインしたが、正直ウラ面のデザイン・レイアウトの方が苦労した。サイズや縦横比率が全く違う十数点のアー写を不自然にならないようにトリミング、サイズや解像度調整、配置。デザインこぼれ話。人知れぬ苦労。


designed by SCHWARZ-DESIGN





開催当日はホントにもう徹頭徹尾『楽しい』の言葉しか出てこないぐらい素敵な1日だった。


出演バンド・DJも友達ばかりだし、ハコも東京で1・2を争うぐらい好きなスタジオコースト。

関係者やお客さんも普段から見知った顔ばかりで、常に誰かと乾杯してた。最高に楽しいパーティー。


メインフロアとDJブース、バースペース、楽屋を行ったり来たりしながら殆どのバンドをチラチラと観たが、特に印象深かったのはrega、QUATTRO、カディオさん、LITE、avengers in sci-fi、the chef cooks me、the telephones。DJブースのDorianやMOROHAのライブもスゲー良かった。HALFBYとHandsomeboy森野さんもさすがの一言。

もちろん上述以外のバンドも素晴らしいパフォーマンスだった。


打ち上げもわざわざ新木場から新宿歌舞伎町に移動して、フリスロのサンクチュアリ『アルプス』で。朝まで真面目な話、音楽の話、オゲレツな話で盛り上がる。




今の自分とシュワルツデザインがあるのはFREE THROWのおかげと言っても全く過言では無い。

それくらいお世話になっているパーティー。お世話になっている大好きな3人と大好きなスタッフちゃん達。


デザイナーとして、このパーティーに僅かながら力添え出来た事を本当に光栄に思います。





あ、今回のコースト用のグッズと、コーストまでに全国を回った際のツアーグッズが若干余っていて通販可能なようなので、あの感動をもう一度という方も、残念ながら今回は行けなかった方もFREE THROWのWEBにてチェックしていただけると幸いです。

タイチ君(ex.RiddimSaunter)デザインのTシャツ以外はウチのデザインです。

[FREE THROW OFFICIAL WEB SITE]


デザイナー的にオススメはA2サイズのポスター…と言いたいところだけど、ポスターは通販して無いみたい。

FREE THROWのパーティーに行けばおそらく購入可能だと思うので、ぜひ貴女の部屋にトイレに寝室に。


designed by SCHWARZ-DESIGN





この日の事はここじゃ語り尽くせないほど、楽しい事が色々あったけど、ともあれFREE THROWの3人。出演者の皆様。スタッフのみんな。本当にお疲れ様でした。


そしてFREE THROW、今後とも宜しくお願い致します。





余談。

高校生の頃に描いていた夢のひとつに『大きなイベントでスタッフパスをぶら下げてデカい顔をして歩く』というものがあるのだが、今回のFREE THROWでそれが叶った気がした。

高校生の時分はまさかそのスタッフパス自体を自分がデザインするとは思わなかったけど。


と、いう訳で自分にもお疲れさんでした、を。


designed by SCHWARZ-DESIGN



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2012年3月26日月曜日

MY FAVORITE THINGS #003


なんやかんやで3月も終盤。


あと数日で4月か…三十路を越えると光陰矢の如しという言葉の重みをヒシヒシと感じますな。


ありがたい事に稚拙&遅筆な当ブログを楽しみにしてくれているモノズキな方もいるらしく、ちょいちょいと更新を催促される。


ブログ書く時間が無いほど忙しい訳じゃないんだけどね…如何せん書かなければと思うほどにキーボードと向き合う気にならんのよねえ。受験勉強みたいなもんです。



と、いう訳で久方振りの更新。


連載ネタは月イチ更新必須やろって事で3回目のMY FAVORITE THINGSです。


いつも通りただの私物自慢ですが、しばしお付き合い下さい。





呑み友達の1人に中野正敏という友人がいる。


彼の通り名は『ピエール中野』


このブログを読んでる方の大半はご存知だと思うが、みんな大好き、凛として時雨のドラマーだ。



弊社ワークキャップの宣伝用にツイッタにあげた写真。『イケメン!』とのリプ多数。



彼と出会ったのは…よく憶えていないが、カメラマンの太田好治君の紹介だったと記憶している。たしか新宿の呑み屋かな?


中野君とは同じ歳という事もあり意気投合。

と言ってもすぐに呑みに行くような関係になった訳では無く、数年間は凛として時雨のライブに遊びに行かせてもらったり、年に2回のジャパンフェスで顔を合わせる程度の仲だった。


そんな関係を経て、ここ1年ぐらいでプライベートな酒席に同席したり、サシで呑むような間柄になった。


ちなみに普段の中野君は、とても紳士でチャーミングな好青年。

酒を呑むとゴキゲンになり粗相をブチかます事もしばしば有りだが、そこも彼の可愛いところ。




さて、いったん話は逸れてアタクシの話。



俺は何故か腕時計というものにあまり縁が無い。


一時期愛用していた7STARSモデルのCASIOデータバンクは、FREE THROWタイラ君とメシを食ってる最中に何の前触れも無く裂断して腕から落ちた。未だに何故切れたかは原因不明。俺はかまいたちの仕業だと睨んでいる。


HECTICとCASIOのコラボモデルのイエローカラーが眩しい腕時計を愛用していた時期もあった。

いわゆるレアモデルで、フリマで購入し気に入って愛用していたが、ある夏の日にチャリンコに股がり、半裸で荒川をふらふらと散歩していた際に気付いたら紛失していた。

お気に入りの時計だっただけにショックは大きかった。


以後、腕時計は便利だが自分とはあまり相性の良く無いもの。という諦めと思い込みを胸に抱いて生きてきた。




再び話しは逸れるが、俺は漫画やアニメの類いには殆ど興味が無い。


巷で大人気のワンピースも実家にいた頃にジャンプで読んでいた程度なので、もう10年間は読んでいない。無論アニメも観ていない。最後の記憶はアーロン編。


ただ例外としてエヴァンゲリオンだけは大好物。

1〜2年に1回はTVシリーズのDVDを借りて数日掛けて通し観ている。

数年前から始まった、いわゆる新劇場版も公開中に2回は映画館に足を運ぶ。


まあ数少ない趣味のひとつがエヴァな訳です。(ちなみにミサトさん推し。)


と言ってもフィギュアの類いは一切持っていないし、パッと見で俺の生活からエヴァンゲリオンの存在を察するものは皆無と言っていい。


そんな俺の生活で唯一、エヴァンゲリオンの匂いを垣間見る事が出来るもの。


それが中野君からもらったエヴァ仕様のG-SHOCKだ。



初号機カラーのG-SHOCK。超イケてるぜ。



無駄な前置き、自分語りが過ぎてしまったが、3回目のMY FAVORITE THINGSはピエール中野君からもらった腕時計。エヴァンゲリオンモデルのG-SHOCK。



最近とみにうすらボケてきた記憶が定かなら、一昨年の年末のCOUNTDOWN JAPANのアーティストエリアで中野君と話している時に彼が着けていた上述の腕時計を見て非常に羨んだ。

その恋慕の思いを中野君に伝えると『もう1個持ってるから今度あげるよ。』との言葉。


なんでも無くしたり壊したりするのが嫌との理由で複数所有しているらしい。


ただその時はお互いだいぶ酒が入っていた事もあり、淡い期待を抱きながらも話半分に聞き流していた。



そして数ヶ月の月日は流れ、昨夏。ROCKIN JAPAN FES.。ひたちなかで久し振りに中野君に会った。


ホテルが一緒だったので、タクシーで同乗し一緒に現場入りする事に。


朝、ホテルのロビーで中野君と会うと、彼は『あ、コレ』と言い白い小箱を差し出した。


よもやと思い開封してみると件のエヴァのG-SHOCKだった。


数ヶ月前の約束を憶えていてくれた。さすがに恐縮して『ホントにもらっていいの?』と訊くと『いーよ予備で買ったやつだし。あげるよ。』と男前な返答。



という訳で、この中野君からの粋なプレゼントは昨夏から俺の左手首が定位置になった。

かまいたちの強襲と、半裸時の紛失に気を付けながら愛用している自慢の逸品。


この場を使ってのお礼も不躾だが中野君ホントにありがとー。



ちなみにこのG-SHOCK、限定生産だがまだ買えるっぽい。

中野くんも普段からこの時計を着用しているので、中野君とお揃いの時計が欲しいピエールフリークは下記サイトまで。(必然的に俺ともオソロになります。)

http://store.shopping.yahoo.co.jp/ntvshop/5211z219.html





余談だが、中野くんと言えば我が家にピエール中野、並びに9mmかみじょうちひろファン垂涎のブツがある。



イケてる棒。箸にしようかと思ったがややデカい。



一見すると市販もしているピエール中野シグネイチャーモデルのドラムスティックだが…。


これまたおそらく一昨年の年末の幕張でのCOUNTDOWN JAPAN。中野君がGUEST DJとしてDJ BOOTHでプレイした際に、9mmかみじょうちひろ君が飛び入りでステージに登場し、ドラムスティックを振り回しながら中野君と2人でフロアを大いに沸かせていた。


その時にかみじょう君が振り回していたピエールモデルのドラムスティックを、何故か時雨マネージャーの西槙君が俺にくれた。


つまり『9mmかみじょうちひろが(ドラムにではないが)使用したピエール中野モデルのスティック』である。


俺はドラムを嗜まないので、当ブログの読者にプレゼントというサービスもやぶさかじゃないが、記念品という事で手元に置いておく事にする。





後日談。

中野君に決して安価とは言えないG-SHOCKをいただいてしまったので、何かお礼しなきゃなーと常々思っていたところ、先日楽器屋にてFender USAから限定1本で発売された、綾波レイが描かれたテレキャスターの1/8サイズのレプリカフィギュアを発見。



かなり精巧な作り。ハードケース入り。綾波ピック付き。



これしかねーべと思い即購入。つい先日、中野君に遅れ馳せながらの返礼って事でプレゼントした。気に入ってくれたようなので良かった。




という連載3回目のMY FAVORITE THINGSでした。


第4回も気長に待ってて下さい。



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2012年3月15日木曜日

徒然と3月。



気付けば3月ももう折り返し。


ご無沙汰しておりますシュワルツデザイン高田です。



いやー前回チャットモンチーという大きめのネタを使ってしまったので、次のブログのネタに悩み、更新が完全に滞っておりやした。

更新を待っていた好事家がいらっしゃいましたらごめんなさい。


幾つかブログ用の下書きは溜まってはいるのだが、如何せん推敲を重ねに重ねてしまう性格が災いして、なかなか陽の目を見ない活字群。



と言う訳で、まあ知りたい人間が居るとは思えないが俺の近況をば。





ツイッターで俺をフォローしているモノズキな人がいればご存知やもだが、最近は帽子屋さんと化している。

現在、通常のデザイン業と帽子屋さん業の比率は2:8ぐらいです。帽子屋です。


これに関してはまた後日改めてシタタメたいと思いますが、とりあえず現時点でプロモーションに協力してくれたLITE井澤、9mm滝、テレフォンズ石毛・誠治・涼ちゃん、ピエール中野君、ありがとう。

ワークキャップ宣伝大使シリーズは今後もいやらしく続きますので乞うご期待。


シュワルツワークキャップに関するお問い合わせ、ご注文は下記のアドレス、もしくはHPトップの【CONTACT】からご連絡お願い致します。

info@schwarzdesign.jp



購入いただいた方からもお褒めのメールを数件頂戴しております。ありがとー。



9mm滝の愛機と弊社ワークキャップ





昨年からCDのジャケットの仕事が続いている。

DJ保坂壮彦氏のミックスCD『ALL IS LOVE IS ALL』を昨秋〜冬に手掛け、12月〜1月はFREE THROWのコンピレーション『FREE THROW COMPILATION #02』の制作。そしていま手掛けている新人バンドのジャケット。


たぶんもう書いても良いんだろうけど、詳細はまたリリースタイミングにでもブログにドロップします。


CDジャケットの仕事は超タイヘンだけど超楽しい。

ジャケの仕事はあまり多くないけど、自分のデザインしたCDがレコ屋に陳列されるのはやっぱ嬉しいすね。


今回も良いシゴトしたと自負しとります。



色校正は緊張と興奮





並行している幾つかの仕事。そのひとつに某イベントのロゴデザインがある。開催自体は少し先だが、こちらのロゴもほぼフィックス。


自分で言うのも憚られるが、ロゴデザインは得意分野。

今回の案件も、なかなかイケてるロゴを作ったのではと自画自賛。


ロゴをデザインしている最中はすごく楽しい。こんなに楽しい仕事で金もらっていいのか? と思う事もしばしば。それほど楽しい。


こちらも近いウチに諸々が発表になると思いますので、詳細はその際にでもツイッタか当ブログにて。



打ち合わせの足跡はアナログである





これは不定期連載中の『MY FAVORITE THINGS』のネタにした方が良いのかとも思ったが、最近ハマり出したものなので、小ネタとして紹介。

MY FAVORITE THINGS番外編。



いつも仕事に飽きた時はふらふらと赤羽の街を散歩する。

その散歩コースの中にある某楽器店にてX JAPANのhideのギターのフィギュアを発見。実はあたくし生粋のhideファン。(hideが亡くなった時は高校サボって築地本願寺まで献花に行ったもんです。)

価格もお手頃だしと思い1個購入。525円也。


普段こういったコレクターズアイテム的なものには手を出さない自分もさすがに箱を開ける時はワクワクする。

胸を高鳴らせながら開封。hideモデルの原型になった黒のモッキンバード(←ギターのカタチね)、通称『プロトタイプ』が出た。

最初は地味だな〜。と思うも、よく見てみると結構驚きのクオリティー。



(ここから若干マニアックなギター話になるので、ギターに興味の無い方はナナメ読みで)



まず、ただでさえ再現するのがが難しそうなモッキンバード(以下MG)のシェイプを完全再現。チェリーサンバーストに至っては塗装のクラック(ヒビ割れ)までをも再現。シビれるぜ。

ピックアップやブリッジ、ナット、ペグといったディテールも本物さながらの精密さ。もちろんコントロール部分のスイッチ類も完全再現。もちろんクラウド(雲)型のインレイも完コピ。

ウロ憶えだが、hideのMGは1ヴォリューム、1トーン。ダイレクトスイッチとサスティナーのON/OFFスイッチに、ピックアップセレクタとフロントPUのタップスイッチという仕様。これらを全て本物のギターに酷似させるのは相当至難の業だと類推できる。それを1/8のサイズに完全再現するとは…さすがフェルナンデス(ギターメーカーね)監修。

更に驚くべくは、ボディー背面に配されたコントロールバネルと電池収納部分。形やビス等の再現はもちろん、プラスチックの質感とギター本体のラッカー塗装の質感を塗り分けている。脱帽モノのクオリティーの再現度。


これはhideファンとして、ギター好きとして集めねば。と渇いた心に火が灯り、散歩の度、外出の度にちびちびと買い集めた。

まだ全種コンプリートは叶っていないが、イエローハート(hideの代名詞的なギター)が出た時は小躍りするぐらい嬉しかったなあ。



とまあオチも何も無いハナシなんだが、たまにこういう降って湧いた様なマイブームが訪れると、生活にほんの少しの彩りが生まれるよね。って話。


そして今日もニヤニヤとギターのオモチャを眺めながら仕事をする31歳。



1番手前が有名なイエローハート hideの代名詞





とまあそんなこんなの毎日。


年度末でみんな忙しいのか、最近は呑みの誘いも少なく粛々と仕事の毎日。


引きこもって仕事してると季節の移ろいすらも分からない。

最近、鼻がムズ痒くなってきたのできっと外界には春が訪れつつあるのだろう。


草花や昆虫達も活動を始める季節。


ブログの更新も草花達に負けじとサボらず頑張ろうと思った初春でした。



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2012年2月24日金曜日

チャットモンチーとYOU MORE T-SHIRT

以前のブログでも少し触れたが、昨年(2011年)の春からの、チャットモンチーの3人体制での最後の全国ツアーとなった『YOU MORE 前線』のツアーグッズを数点デザインさせていただいた。

デザイン作業をしていた当時は冬が終わるか終わらんや、ちょうど1年前の今頃かな。
メンバーや担当者さんとのやりとりを重ね、Tシャツと2WAYトートバッグ、Tシャツ裾に付くネームタグの計3点をデザインさせていただいた。

まあそれだけでも仕事として1つのトピックスにはなるのだが、個人的にとても嬉しい後日談があるので、今回はその話をご紹介しようと思います。



話は少し逸れるが、自分は普段、自宅兼事務所で細々とデザイン作業や事務作業をしているのだが、丸1日集中力が続くなんて事はあまり無く、仕事の合間にヤフオクを覗いたり、人様のブログを閲覧したりとまあ適度にサボりながら仕事をしている。

特にブログは、息抜きと情報収集を兼ねて、色々なブログを点々と覗いてます。
そんなブログジャーニーの旅程のひとつに、藤原ヒロシ氏のブログがある。

ご存知無い御仁の為に簡単に説明すると、藤原ヒロシ氏は本職は音楽プロデューサーなのだが、アパレルブランドのデザイナーとしても名を馳せており、90年代中期〜00年初頭に爆発的なブームを起こした裏原宿、いわゆる『裏原系』ファッションの仕掛人とも言われている人物。

・参考文献 (ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/藤原ヒロシ


かく言う自分も、90年代後半は高校生〜専門学校生。人並みにファッションに興味を持ち、ご多分に漏れず裏原宿カルチャーにドップリと傾倒していた。
いまになって思えば、裏原カルチャーが無ければ、つまり藤原ヒロシ氏がいなければ俺はグラフィックデザイナーの道に進んでいなかったかも知れない。


そして話を戻し、チャットモンチーとの仕事、そして『YOU MORE 前線』ツアーから数ヶ月の時を経た2011年夏。
うだるような暑さの中、いつもの様に半裸でMacに向かい、いつもの様に仕事をサボってブログ閲覧の旅に出ていると、見覚えのある人物が見覚えのあるTシャツを着ているのが目にとまった。



左はYO-KING氏。右が藤原ヒロシ氏。
(画像は失礼ながら藤原ヒロシ氏のブログから拝借。)


なんと藤原ヒロシ氏が前述のチャットモンチー『YOU MORE 前線』のツアーTシャツを着用していた。

一瞬我が目を疑うが、まず頭に浮かぶのは『何故?』という言葉。
確かに現在活動中の氏が在籍するAOEQという音楽ユニットの相方はチャットモンチーと親交のあるYO-KING氏。…とは言え、それがだけ理由とは考えにくい。


単純にデザインを気に入ってくれて着用してくれているのであれば、グラフィックデザイナーとしてこれほど嬉しい事は無いのだが、結局のところ今現在まで、何故藤原ヒロシ氏がYOU MORE Tシャツを入手し、着用していたかは判明していない。

とは言え、自分のデザイナーとしての原点とも言える人物の1人でもあり、同時にリスペクトするデザイナーの1人でもある藤原ヒロシ氏に、自分がデザインしたTシャツを着用してもらえるというのは、(前回のブログでも頻発した月並みな表現ですが) とても嬉しい。を通り越して光栄の極み。


更に、歓喜の便りはこれだけにとどまらず、数日後の藤原ヒロシ氏のブログで、昨夏に頻繁に着用していたTシャツ7枚を紹介していた。
なんとその選ばれし7枚の中にもYOU MORE Tシャツが。

・参考文献 (上記の藤原ヒロシ氏のブログ)
http://fatale.honeyee.com/blog/hf/archives/2011/08/24/ts.html

藤原氏の携わるブランドや上述のYO-KING氏とのユニットAOEQのTシャツに紛れて、赤羽のボロマンションでデザインしたYOU MORE Tシャツが。これは正直、チョー嬉しかった。



19歳〜20歳の頃にデザイナーの夢を志し、独学という無謀な道を選び、苦汁と泥水を舐めながら必死にしがみついてきたグラフィックデザイナーという生業。

上記のエピソードは、10年以上の間、愚直にマウスを握り続けてきた自分に対する神様からのご褒美だと思っています。





[オマケ 1]

上述のYOU MORE Tシャツ、一見シンプルで何のヘンテツも無いロゴTシャツの様に思えるが、書体や文字間のバランス等、幾多の試行錯誤を繰り返した上で完成したデザイン。
そしてチャットモンチーのグッズにしては珍しく、バンド名がどこにも入っていない。
バックの裾にタグが付いていて、そこには"CHATMONCHY"のロゴはモノグラム調にデザインされているのだが、実はちょっとしたデザイナーのイタズラ心で、オモテ面からは"CHATMONCHY"のバンド名が完全には読めない様になっている。



オモテ:"CHATMONCHY"と読める箇所は無い。


Tシャツの裾を裏返してタグを見ると、ようやく"CHATMONCHY"のバンド名が拝めるという仕組みになっている



ウラ:ステッチが被ってはいるが1箇所だけ"CHATMONCHY"のバンド名が読める。


このイタズラにメンバーや担当者さんが気付いていたかは定かでは無いが、1年前の話だ。もう時効だろうってコトでここで告白しておく。

シュワルツデザインなりのユーモア。





[オマケ 2]

もうひとつチャットモンチーに関する嬉しいエピソード。

昨年、中野サンプラザへ上述の『YOU MORE 前線』ツアーを観に行った。
いわずもがなの素晴らしいライブだった。

終演後、メンバーの元へ挨拶へ。
アンコール演奏時の衣装だったので、絵莉子は上述のYOU MORE Tシャツの色違いver.(ブルー)を着ていた。
俺が『おー絵莉子ひさしぶり〜』と声を掛けると、絵莉子は『あー真二君、デザインありがとお〜。このTシャツ可愛いなあ、この色わたしメッチャ似合うやろー?』と満面の笑みを浮かべて、まるで子犬の様に近付いて来た。

正直、その場で求婚しそうになるほど可愛かった。



絵莉子様着用のYOU MORE Tシャツ。


と、まあまたしてもそんな自慢話でしたとさ。





ちなみに前回のブログで紹介したブタちゃんトートバッグと、今回のブログで紹介したYOU MORE Tシャツ(黒ver. / ブルーver.)はチャットモンチーの公式ホームページからウェブストアに飛べるみたいなので、気になった方はポチっていただけるとソニーミュージック様の懐が潤います。俺の懐は別に潤いません。

と、思ったらブタちゃんトートはウェブストアでもSOLD OUTしてるみたい…。
あのトートバッグ、ホントに人気あったんだなあ。持ってる方いらっしゃいましたら大事にしてやって下さい。

※【追記】昨夜、ブログを更新した時点では豚トートはSOLD OUTの表示が出ていたのですが、先ほどウェブショップを見たら『再入荷しました!』の表示が。
なので現在は豚トートは下記ウェブショップで購入可能です。買い逃した方がいらっしゃいましたら是非。

・チャットモンチーグッズの通信販売はコチラから

http://www.rocket-exp.com/m/arti/artiItm.php?site=R&ima=5659&cd=298003



毎度の冗長な俺自慢ブログ、ご拝読ありがとうございました。


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2012年2月22日水曜日

『ブログとは』というブログ

このブログを読んでいるヒトの大半は思っている事だと思うが、俺のブログは毎回長い。
ブログというよりもコラムやエッセイに近い文字量だと思う。


正直その事で若干、いや割と悩んでいる。


ブログの正確な定義は分からないが、毎日、もしくは2日〜3日に1回ぐらいの更新ペースで気軽に書くものだと個人的には考えている。そして読む側も気軽に読むものだと。

例えば『今日は○○とカラオケいったょ〜☆ 西野カナ熱唱しながらマヂ号泣。わら』そしてマイクを握った著者の、星やハート等の装飾を施した画素の粗いテキトーな写メ。決して馬鹿にしているのではなく、ブログというのはその程度がベストなのでは、と。

しかし俺にはそれが出来ない。

自他共に認める読書家であるのが災いしてか、どうしても文体や文章のリズムを考えならが筆(まあ実際はキーボードなんだけど)を走らせてしまう。
そして1度書き上げた自分の文章を何度も読み直し、校正・誤字脱字の確認は勿論、表現のニュアンスを再考したり『ここはデスマス調よりも体言止めの方がスマートなのでは』などと悩んでしてしまう。要は不器用なのだ。
そして熟考の末に書き上げた文章を更に一晩寝かせて翌日に推敲。最終確認でもう1度全体のバランスを確認し、最後の念校を経てようやくアップする。しかも念入りに校正してると豪語してる割には結局誤字脱字も多い。
結果、冗長(では無いと自分では思いたい)なブログが書き上がってしまう。


果たしてこれを『ブログ』を言えるのだろうか。

ブログというのは、もっと敷居が低く、間口が広くてナンボでは無いのか。


個人的にはFREE THROWのタイラ君のブログや、友人でもあり女優・モデルの高山都嬢のブログの文量や文体・画像の量や、AKB48の大島優子(←大好きッス)ぐらいのフランクな文章・更新頻度こそが本来あるべき理想的な『ブログ』なのではと思っている。


シュワルツデザインの存在の喧伝や、手掛けた仕事を紹介する為に始めた当ブログだが『シュワルツのブログはクソ長えし、なんだかんだ自慢を散りばめてきやがんだよな〜。ぶっちゃけ読む気しねえわあ。ツイッターはオゲレツなネタばっかだし。』等と評されているとしたら、数日掛けて苦労して書き上げた文章で自分自身の首を締めているようなものだ。結果、夜中に布団に包まりながら自分に対し呪詛を呟く羽目になる。


なので、ツイッター等を経由してこの駄文を読んだ物好きなヒトがいたら、気が向いたらで構わないので、リプなどでシュワルツブログの感想を頂けると嬉しい。今後の当ブログのスタイル・スタンスの参考にさせていただきたい。正直、恥を忍んでのお願いである。
いただいた感想の如何では、当ブログの即日閉鎖も辞さない覚悟だ。
おヒマな方がいらっしゃいましたら何卒宜しくお願い致します。



・余談1
前回のブログで触れた、元チャットモンチー久美子邸の厠に飾ってあった『衝動オーケストラ』のフライヤーは、本当は俺がデザインしたのを知っていた上で、気を遣って飾ってくれていたのではないか? という拭い切れない疑念に関して。
久美子に直接メールで問い詰めてみたところ『ほんまほんま!! あれはほんまの話よ!』(←原文そのまま)との返答。ホッとしたと同時に、やはり心底嬉しかった。


・余談2
実は次回更新分のブログはもう9割以上を書き上げてある。
内容は、前回のブログと若干かぶるが、昨年のチャットモンチーのツアー『YOU MORE 前線』で俺がデザインを手掛けたTシャツのちょっとした後日談と、ちょっとした制作ウラ話。
チャットモンチーのファンにはちょいと読み応えのある内容になっているかと思うので、チャットモンチーファンの方はそちらも楽しみにしてて欲しい。



結局いつも通り長ったらしいブログになってしまったが、最後まで読んでくれた方がいらっしゃいましたら心からの謝辞を述べさせて頂きます。ご拝読ありがとうございました。

2012年2月18日土曜日

褒められ自慢

他人から褒められて悪い気のする人間は少ないだろう。
『照れ臭い』や『こそばゆい』といった事はあっても、誰しも自分の何かしら褒められれば嬉しいと思う。

もちろん俺も例外では無い。ルックスやファッション、ベッドの中でのテクニック等を褒められれば満更では無い。鼻も、鼻以外の場所も高くなるというものだ。

しかし俺はグラフィックデザイナー。
1番嬉しいのは自分のデザインを褒められる事。当然と言えば当然。





先日、恵比寿LIQUIDROOMで催されたLITEのワンマンライブ。
当日は満員御礼で、数多のお客さんに紛れて見知った顔も多かった。

そんな中にZAZEN BOYSのベース、イチロー君の姿が。
彼とは数年来の友人なので、束の間の立ち話。その会話の中でこんな事を言われた。
『このあいだLITEが出たFREE THROWのフライヤー、めちゃ格好良かったじゃん。誰がデザインしたのかと思ったら高田さんだったんだね。』
驚いた。イチロー君に自分のデザインを褒められるのは意外だった。

この時のFREE THROWのフライヤーに関しては以前に当ブログでも少し触れたが、メンバー全員が友人であるLITEがゲストライブという事もあり、あまり『FREE THROWのフライヤー』という事は念頭に置かずに、自分が純粋に格好良いと思うデザインにしようと思い制作したフライヤーだったので、褒められたのは正直嬉しかった。
そして褒められた相手が、旧知の仲でもあり、毒舌で知られるイチロー君。意外だが嬉しかった。








イチロー君と言えば、彼が頻繁に出没するライブハウス下北沢ERA。
このブログを読んでくれているであろうヘッズ達にはお馴染みのavengers in sci-fiやthe telephpnes、LITE、the chef cooks me等を輩出したライブハウスだ。

そんな下北沢ERAを代表するバンドのひとつにwooderd chiarieというバンドがいる。ご存知の方も少なくないだろう。
おそらく6、7年前だから随分と前の話。頼まれてもいないのに何となくwooderd chiarieのロゴデザインを作り、ベースのゆたちんに見せてみた。すると、たまたまその場に揃っていた他のメンバーとにわか話し合いになっている模様。

次にゆたちんから発せられた言葉は『真二さん、このデザインでTシャツを作って下さい。』

デザインを見せてからものの数分でTシャツ化が決まった。ゆたちんは『デザインが良いからです。』と言ってくれた。当時駆け出しのデザイナーであった自分にはとても嬉しかった言葉である。



もう随分と前のデザインだからちょっと恥ずかしいけど。





時系列は前後するが、ZAZENイチロー君にお褒めの言葉をいただいたFREE THROWのフライヤー。
LITEが出演した翌月のゲストバンドはシャムキャッツというバンドだった。

FREE THROWに出演するバンドは自分にもある程度関わりのあるバンドが多いのだが、俺は不勉強にもシャムキャッツというバンドを知らなかった。
そうなるとフライヤーのデザインもをする際もイメージが掴みにくく、いつも以上に頭を悩ませる事になる。ウェブサイトやマイスペース等で音源を聴くなど情報を得る事は出来るものの、ある程度の限界はある。
無い知恵を雑巾の様に絞った結果、バンドのイメージはあまり意識せずに、自分の中にあるデザイナーとしての引き出しを総動員してデザインをしようとハラを括る。

かくして刷り上がったフライヤー。毎回FREE THROWのフライヤーの評判等はあまり気にしない俺も、この時は正直不安を抱えていた。普段のFREE THROWのフライヤーデザインと若干テイストも違う。

しかし後日、ツイッターでFREE THROWのDJタイラ君がリツイートしたものの中に『来月のフリスロのフライヤー超カワイイ!』的なツイートを見た。人知れない苦労と苦悩が報われた気がして嬉しかった。








FREE THROWと言えば、DJのタイラダイスケ君。彼の師匠筋にあたるロックDJの大御所、保坂壮彦さん。

ROCK IN JAPAN FES.やCOUNTDOW JAPANでレジデントDJとして活躍し、Getting Better片平さん、puke!前田さんらと共に日本のロックDJシーンの礎を築いた人物である。(DJしてない時はフツーのオッサンさんだけどね。)

これまた5、6年ほど前になるだろうか。タイラ君の紹介で保坂さんと知り合い、その年の年末のCOUNT DOWN JAPANで販売するDJ保坂壮彦のTシャツのデザインを依頼された。
保坂さんは『ALL IS LOVE IS ALL』という個人プロダクションを立ち上げており、保坂さん自身のコピー・キャッチフレーズも同じく『ALL IS LOVE IS ALL』だった。(意訳すると『全ては愛であり、愛こそが全てである』みたいな感じらしい。)
良い言葉だったので、そのフレーズを引用し、Tシャツのデザインに使わせていただいた。
すると保坂さんがこのデザインをいたく気に入ったらしく、個人サイトのトップ画像等にも使用してくれ、尚かつ昨年末(2011年12月)リリースのコンピレーションアルバムのジャケットにも使いたいとの申し出までいただいた。

デザインをする上で"普遍性"に最もプライオリティを置く自分としては、何年も前に作ったデザインを数年後、しかも保坂さん自身初の公式音源のジャケットに使わせていただくというのは、デザイナーとしてこれほど嬉しい事は無い。レコード会社の担当さんも保坂さんの意向を酌み、ジャケットデザインも併せて弊社に依頼してくれた。しかもジャケット面(業界用語で言うところの表1)はアーティスト名すら載ってない、件の『ALL IS LOVE IS ALL』のロゴのみ。ストイックと言っても良い程の潔さ。

数年前に作ったロゴデザインをここまで気に入ってもらえるのは、デザイナーとして身にあり余る光栄。
幾多の仕事の中でも、特別に嬉しいエピソード、嬉しい仕事だった。








これは少し前の話、元チャットモンチーのドラムで、現在は作家・作詩家として活動している高橋久美子。通称クミコン。ちなみに俺はクミコンと呼んだ事は1度も無い。

彼女の家で悪友数人が集まり呑み会を催した事があった。呑めや歌えやの酒席の最中に尿意をもよおし、厠を拝借。あちこちに配置された坂本龍馬グッズに紛れて、見覚えのあるフライヤーが。
ちょうどその時期に俺がデザインし、ライブハウス等で配布されていた『衝動オーケストラ』というイベントのフライヤーである。
あー俺がデザインしたの知ってて飾ってくれてるんだなーと思い、酒席に戻り久美子にその旨を伝えると『え? あれ真二君がデザインしたん? ライブハウスでもらって可愛いデザインやなーと思って飾ってたんよー。』との返答が。

確かにフライヤーデザインの打ち合わせの際に企画者(3人の女の子)の熱意や心意気を聞いていて、尚かつ彼女達の音楽への愛を感じたので、版型も変形にしたり、イベントのタイトルロゴも相当の時間を掛けてデザインしたりと、いつも以上に心血を注いでデザインしたフライヤーではあった。(もちろん普段の仕事も手を抜いている訳では決して無い)
そんな渾身のデザインが友人の目に留まり、厠に飾ってもらえていた。これまたデザイナー冥利に尽きる嬉しいエピソード。 (ちなみに若いコの為に補足しておくと、厠(かわや)ってのはトイレの事ね。)


しかし上記の話、久美子が本当は俺がデザインしたと知っていて飾ってくれていたのでは無いかとの疑念を少なからず抱き続けている。つぎに久美子に会った時にでも問い詰めてみようと思う。








そんな久美子が在籍していたバンド、チャットモンチーと言えば、ちょうど1年程前にチャットのツアーグッズのデザインをした。
正直、チャットモンチーほどのいわゆる大物メジャーアーティストと仕事するのは初めてだった。
ソニー社に伺い、担当者さんと打ち合わせ。その後、数度のデザイン案のやりとりを経て、無事にTシャツとTシャツの裾に付くネームタグ、そしてトートバッグの3種類のデザインを納品。

件(くだん)のツアー『YOU MORE 前線』が始まり数週間が経ち、デザインしたグッズが送られて来た。自分がデザインしたグッズの現物を手に取る時はやはり心が躍る。
その荷物の中に担当者さんからの簡単な書簡も入っていた。抜粋して要約すると『Tシャツも好評ですが、トートバッグ!ものすごく大人気です。ワタシもあっこちゃんも愛用しております!』との嬉しい一文が。

確かに昨春、昨夏はライブハウスや街で、そのトートバッグを持っているヒトを数人見掛けた。照れ臭さもあるが、やはり嬉しい。


ちなみに、このチャットモンチーとの仕事に関してはちょいとした後日談的なウラ話があり、それはまた改めて書き起こそうと思っている。遅筆な筆者の事だからいつになるかは分からんが。



可愛いブタちゃんは久美子がモデルです。





と、なにやら褒められ自慢の様なブログになってしまったが(まあ実際褒められ自慢なんだけど)、デザインを褒められて嬉しかったエピソードを幾つかかいつまんで書いてみた。

書いてから気付いたが、上記のエピソードを1つずつ分けてブログに掲載すれば、更新回数も稼げるし、読む側も楽だな、と思った。しかし書き上げてしまったものは仕様が無い。このまま掲載することにする。


フリーランスのグライフィックデザイナーという生業は、一見すると華やかな職種の様に見えるかも知れないが、実際は苦労と苦悩の連続で肉体的にも精神的にもタフな仕事である。心が折れそうになる時も数えきれない程あったし、これからも数え切れないぐらいのストレスや苦痛が待っているだろう。

もちろん自分が選んだ仕事、自分が選んだ道なので、後悔は微塵もしていない。嘘。たまに後悔する。

ただ、少しだけ心や身体がヤサグレた時に、上記の様に他人から自分の仕事・作品への評価をいただけると、グラフィックデザイナーという仕事に対して、シュワルツデザインに対しての誇りが少しだけ輝く。そして単純に嬉しい。


まあ何が言いたいかと言うと…みなさん遠慮せずにもっと俺様を褒めちぎって下さい。


相変わらずの長文になりましたが、ご拝読ありがとうございました。

2012年2月10日金曜日

MY FAVORITE THINGS #002

連載モノと言いながら2ヶ月振りのマイフェブ。まあ隔月連載って言葉に逃げよう。
当連載で書きたいネタは割と色々あるのだが、如何せんモノグサ野郎なもんで。
万がイチ楽しみにしている奇特な方がいらしゃったらお詫び申し上げます。


さあ気を取り直して、第2回目のMY FAVORITE THINGS。


前回がジャックダニエルだったので、ジャック繋がりってコトで俺が愛用しているジャック(ディズニー映画、ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの主人公)の指輪をご紹介。





この指輪を入手したのは俺が高校生の時分だからもう15年近くも前になるのか…。
そりゃあたしもトシとりますわ。

勿論、映画のナイトメア・ビフォア・クリスマスが好きだったってのもあるが、店で見掛けた飄々としたドクロ(?)の可愛い顔に惹かれて購入…購入?…ここは何故か記憶が曖昧なのだが、自分で買ったのか、当時の彼女等にプレゼントしてもらったかはイマイチ憶えていない。万引きしたワケでは無いのは確か。
ただ買った場所は吉祥寺にある、今は無き『ハイチョプ』というスケートブランドや洋邦のバンドTなどが置いてある、当時お気に入りだったグラインドコア系の店だったコトだけはハッキリと憶えている。


このニヒルな笑顔を称えた相棒の定位置は、いつでも俺の左手薬指。
稀に初対面の人間がこの指輪を見て『結婚してるんですか?』と訊かれるが、よしんば結婚していたとしても結婚指輪にコイツは選ばないだろう…。

何故に左手薬指かと言うと1番の理由は『なんとなく』。1番しっくりくる場所が左手薬指だったってだけのハナシ。
これが『死んだ彼女の忘れ形見で…(目を細め遠くを見つめながら)』とかだったら少しは格好が付くってなもんですが、残念ながらそんなハードボイルドな理由は一切無い。
よくジョークで『オンナ共が寄って来てウザッたいからオンナ避けだよ』と言いうが、当方はオンナを避ける気は一切ありませんので、いつでも寄って来て下さい。


可愛い指輪なので、コイツを着けていれば女子にチヤホヤされるだろうと思っていたが、意外とそうでも無いのが若干、いや割と寂しい。
左手薬指にジャックのリングを着けたチンピラがいたら俺だと思って、声のひとつでも掛けてやって下さい。おっぱい揉ませてくれたらビールの1杯でもオゴります。



余談ですが、実はこのジャック君、みんな大好き9mm Pabellum Blletの数年前のアー写にも出演を果たしている。
この時のカメラマンは友人の太田好治君で、エキストラの見学な感じで都内某所スタジオに遊びに行ったところ、都合良くコキ使われる。『真二、手はメロイックサインで。もう少し左。ちげーよもっと下だよ。あーそこそこ。』などと指示を出されながら撮影した記憶があります。懐かしいなあ。






では連載3回目がいつになるかは定かではありませんが、また物欲の彼方で。

2012年2月8日水曜日

酒浸りの追記

前回のブログを執筆している最中、『なんか1日抜けてる気がるんだよな〜。』と違和感を抱いていた。
記憶ではピエール中野君には1月中に3回会った筈。なのに前回のブログでは2回しか彼の名前が登場しない。う〜〜ん。ともやもやした思いを抱えること数日、三十路を過ぎてからウスラ惚けてきた脳味噌にようやく一筋の光明が差した。


と、言う訳で前回のブログの追記です。


1月が始まり数日が過ぎた。そんな正月気分も抜けるや抜けんやの某日に、9mm滝の家で仲の良い身内連中が集まる中規模な新年会が催され、恐縮にもご招待与った小生。
初対面の方も数人いたので、不躾ながら全員の名前は憶えていないが、家主の9mm滝や、みんな大好き凛として時雨のピエール中野君、the telephonesの誠治など仲の良い面子も集まり楽しい酒席の開宴。(何故か到着するや否や、やたらデカい大ジョッキにビールを注がれる)

滝の家に行くには(たぶん)2回目だが、さすが日本を代表するクリエイター。宅録機材や、ギター、ベース、エレキドラムなど、スキモノが見れば目を輝かせるであろうクリエイティブな空間。(9mmファン、滝ファンは失禁確実)
楽器フェチの筆者は、Gibsonのアコギを目敏く見付ける。滝に訊くとJ-45との答え。
これを読んでる殆どのヒトはギブソンのJ-45と言われても『?』ってな感じだろうが、LUNA SEAの名曲『IN SILENCE』のPVでINORANが弾いているアコースティックギターと言えばピンとくるヒトも少なからずいるだろう。(おそらくレコーディングもJ-45)
長年憧れていたギターを弾かせてもらい垂涎寸前のあたくし。(もちろんIN SILENCEを弾きました)

そのままノリでドラム松本誠治(the telephones)、ベース滝善充(9mm)、ギター俺(SCHWARZ-DESIGN)という摩訶不思議な編成でLUNA SEAの『STORM』を即興セッション。
打ち合わせ、リハ無しの1発セッションだったが、(自分で言うのもアレですが)完璧なグルーヴ。動画撮影してみんなに見せてやりたかったぜ…。

途中からBRAHMANのベース、マコトさんも酒席に参加するも、高校生の時分からBRAHMANファンの自分は緊張して一言も話せず…。
(後日談ですが、先日のLITEのワンマンライブ@恵比寿LIQUIDROOMにて、マコトさんをお見掛けした際に勇気を振り絞って『先日の滝家の新年会では御挨拶も出来ず申し訳ありませんでした』とお声を掛けさせていただいたところ、『あーキミずっとギター弾いてたよね(笑)』とのお言葉を頂戴しました。BRAHMANのマコトさんに認識していただけるなんて、今すぐ高校生時代の自分のポケベルを鳴らしてやりたいぐらいの気分です。)

そんなこんなで楽しい酒席も終電でお開き。酔っ払いのアラサー2人(俺と中野君)は千鳥足で最終電に乗り込みましたが、中野君が無事に帰れたか否かは俺の知るところではありません。

あー楽しかった。

写真は滝、中野君、誠治、俺(諸事情により顔出しNG)のレアな4ショット。
オトナの事情でクレームが入ったら消すかも知れませんので悪しからず。