手前の話で恐縮ですが、俺は昔から人前やオモテ舞台に立つのが大嫌い。というか苦手。
しかし最近は自社ビルを建てる為にツイッターやブログ等で自分自身やシュワルツデザインの存在をオープンにしている。セルアウトってやつだ。
故に、あたくし高田真二個人やシュワルツデザインの存在を最近知った方も多いと思う。と言うかこのブログを読んでいるヒトの殆どはそうだろう。
が、実はシュワルツデザインは約10年程前から秘密裏に存在し、その頃からバンドのTシャツやフライヤー等のデザインを手掛けている。もちろん音楽関係以外のデザイン仕事もね。
と言う訳で、今現在ほど知名度を上げる前に作ったデザインを紹介する連載を始める事にした。まあ今でも大した知名度じゃ無いけど。
SCH_ARCHIVES (シュワルツデザインアーカイブス)。
MY FAVORITE THINGSに続き2本目の連載モノ。売れっ子だ。ただ何処からもギャラは発生しない。スポンサー付かないかなー。
しかも昔のデザインはおしなべて今現在のデザインよりも拙い場合も多い。今よりも経験・キャリアが少ない時代なので当たり前と言えば当たり前。
自傷行為同然で、自分の恥部を晒すような気分で非常に恥ずかしいが、昔のデザインとは言えその時は100%の心血を注いで作ったデザイン。
全てのデザインに対して愛着も愛情も誇りもある。
全てのデザインに対して愛着も愛情も誇りもある。
なのでこのまま陽の目を見ずに忘れられていくよりも、恥ずかしながらも当連載SCH_ARCHIVESで紹介していこうと思う。
また、グラフィックデザイナーを目指している若人がこのブログを読んで些かの希望を持ってもらえれば嬉しい。
・
さて記念すべき第1回のネタは何にしよう。
いきなりデザイナーを志した初期のデザインを晒すのはさすがに恥ずかしいので、まあ最近っちゃあ最近。昔っちゃあ昔って事で今から(たしか)約5年前、(たぶん)2007年頃に作ったthe telephonesのTシャツを紹介。
いまでこそ音楽シーンの第一線で活躍する彼らも(だいたい)5年前は今ほどの人気は無かったが、この頃ぐらいから徐々に知名度・人気も出始めた。
そこにあざとく目を付けたのがシュワルツデザイン。
Tシャツのデザインを制作・プレゼンし、メンバーにも気に入ってもらえ商品化。
それがこのTシャツ。
現在、俺の手元にあるのはブルーのみだが、他にもブラックとライムグリーンの計3色展開で販売した。うん。結構売れた。
追加発注をした記憶があるので100枚~200枚ぐらい作ったのかなあ。
the telephonesの物販、Tシャツなんかは今でこそ何百枚、何千枚、もしかしたらそれ以上の枚数を売り上げていると思うが、当時は事務所にも所属していない売れ始めの駆け出しバンド(メンバー各位…失礼)だったが、the telephonesもウチも割と(手のひらを上に向け、人差し指と親指で輪を作りながら)コッチが潤ったような記憶がある。
今でもごく稀にthe telephonesのライブ会場でこのTシャツを着ているお客さんを見る。
やっぱり嬉しいもんです。(1度フリマで売られているのを見た時は少し悲しかった)
ちなみにこのデザイン、音楽やギターにある程度のリテラシーがある方ならお気付きやもだが、エピフォンというギターメーカーのロゴをパク…いや、オマージュしたデザイン。
シュワルツデザインが『普遍性』にプライオリティを置く姿勢はこの頃から変わっていない。
自画自賛するのは憚られるが、5年経ったいま見ても、我ながら良いロゴデザインだと思っている。まあパク…オマージュだけど。
正直、叶うものなら再販したいのだが、いまのthe telephonesのバンドの規模を考えたら難しいだろうなあ。
なので、もしお手元にこのTシャツを持っている方がいたら是非大事にしてやって欲しい。
・
という第1回目のSCH_ARCHIVES、如何でしたでしょうか。
この連載に需要があるか否かは全く分からんが、自分の尻を蹴っ飛ばす為にもしばらく続けてみようと思っております。
興味無い方もいると思うが、そこは何卒大目に見てやっておくれやす。
これまた好評なのか不評なのか分からないMY FAVORITE THINGSと共に不定期に更新していこうと思うので、今後ともひとつよしなに。
最後に。
友人でもあるthe telephonesの4人と一緒にTシャツが作れて嬉しかった。
そしてthe telephonesと一緒に作ったTシャツがお客さんに受け入れられて嬉しかった。
前述したが、もちろん今まで手掛けたデザインは全て愛着も愛情も誇りもある。
それでも、このTシャツはシュワルツデザインにとって大切な1枚だと思っている。
故に当連載を始めるにあたり第1回目に選ばせていただいた。
(概ね)5年越しの御礼になってしまったが石毛、ノブ、涼ちゃん…あと…あ、誠治。ありがとね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー