2012年3月15日木曜日

徒然と3月。



気付けば3月ももう折り返し。


ご無沙汰しておりますシュワルツデザイン高田です。



いやー前回チャットモンチーという大きめのネタを使ってしまったので、次のブログのネタに悩み、更新が完全に滞っておりやした。

更新を待っていた好事家がいらっしゃいましたらごめんなさい。


幾つかブログ用の下書きは溜まってはいるのだが、如何せん推敲を重ねに重ねてしまう性格が災いして、なかなか陽の目を見ない活字群。



と言う訳で、まあ知りたい人間が居るとは思えないが俺の近況をば。





ツイッターで俺をフォローしているモノズキな人がいればご存知やもだが、最近は帽子屋さんと化している。

現在、通常のデザイン業と帽子屋さん業の比率は2:8ぐらいです。帽子屋です。


これに関してはまた後日改めてシタタメたいと思いますが、とりあえず現時点でプロモーションに協力してくれたLITE井澤、9mm滝、テレフォンズ石毛・誠治・涼ちゃん、ピエール中野君、ありがとう。

ワークキャップ宣伝大使シリーズは今後もいやらしく続きますので乞うご期待。


シュワルツワークキャップに関するお問い合わせ、ご注文は下記のアドレス、もしくはHPトップの【CONTACT】からご連絡お願い致します。

info@schwarzdesign.jp



購入いただいた方からもお褒めのメールを数件頂戴しております。ありがとー。



9mm滝の愛機と弊社ワークキャップ





昨年からCDのジャケットの仕事が続いている。

DJ保坂壮彦氏のミックスCD『ALL IS LOVE IS ALL』を昨秋〜冬に手掛け、12月〜1月はFREE THROWのコンピレーション『FREE THROW COMPILATION #02』の制作。そしていま手掛けている新人バンドのジャケット。


たぶんもう書いても良いんだろうけど、詳細はまたリリースタイミングにでもブログにドロップします。


CDジャケットの仕事は超タイヘンだけど超楽しい。

ジャケの仕事はあまり多くないけど、自分のデザインしたCDがレコ屋に陳列されるのはやっぱ嬉しいすね。


今回も良いシゴトしたと自負しとります。



色校正は緊張と興奮





並行している幾つかの仕事。そのひとつに某イベントのロゴデザインがある。開催自体は少し先だが、こちらのロゴもほぼフィックス。


自分で言うのも憚られるが、ロゴデザインは得意分野。

今回の案件も、なかなかイケてるロゴを作ったのではと自画自賛。


ロゴをデザインしている最中はすごく楽しい。こんなに楽しい仕事で金もらっていいのか? と思う事もしばしば。それほど楽しい。


こちらも近いウチに諸々が発表になると思いますので、詳細はその際にでもツイッタか当ブログにて。



打ち合わせの足跡はアナログである





これは不定期連載中の『MY FAVORITE THINGS』のネタにした方が良いのかとも思ったが、最近ハマり出したものなので、小ネタとして紹介。

MY FAVORITE THINGS番外編。



いつも仕事に飽きた時はふらふらと赤羽の街を散歩する。

その散歩コースの中にある某楽器店にてX JAPANのhideのギターのフィギュアを発見。実はあたくし生粋のhideファン。(hideが亡くなった時は高校サボって築地本願寺まで献花に行ったもんです。)

価格もお手頃だしと思い1個購入。525円也。


普段こういったコレクターズアイテム的なものには手を出さない自分もさすがに箱を開ける時はワクワクする。

胸を高鳴らせながら開封。hideモデルの原型になった黒のモッキンバード(←ギターのカタチね)、通称『プロトタイプ』が出た。

最初は地味だな〜。と思うも、よく見てみると結構驚きのクオリティー。



(ここから若干マニアックなギター話になるので、ギターに興味の無い方はナナメ読みで)



まず、ただでさえ再現するのがが難しそうなモッキンバード(以下MG)のシェイプを完全再現。チェリーサンバーストに至っては塗装のクラック(ヒビ割れ)までをも再現。シビれるぜ。

ピックアップやブリッジ、ナット、ペグといったディテールも本物さながらの精密さ。もちろんコントロール部分のスイッチ類も完全再現。もちろんクラウド(雲)型のインレイも完コピ。

ウロ憶えだが、hideのMGは1ヴォリューム、1トーン。ダイレクトスイッチとサスティナーのON/OFFスイッチに、ピックアップセレクタとフロントPUのタップスイッチという仕様。これらを全て本物のギターに酷似させるのは相当至難の業だと類推できる。それを1/8のサイズに完全再現するとは…さすがフェルナンデス(ギターメーカーね)監修。

更に驚くべくは、ボディー背面に配されたコントロールバネルと電池収納部分。形やビス等の再現はもちろん、プラスチックの質感とギター本体のラッカー塗装の質感を塗り分けている。脱帽モノのクオリティーの再現度。


これはhideファンとして、ギター好きとして集めねば。と渇いた心に火が灯り、散歩の度、外出の度にちびちびと買い集めた。

まだ全種コンプリートは叶っていないが、イエローハート(hideの代名詞的なギター)が出た時は小躍りするぐらい嬉しかったなあ。



とまあオチも何も無いハナシなんだが、たまにこういう降って湧いた様なマイブームが訪れると、生活にほんの少しの彩りが生まれるよね。って話。


そして今日もニヤニヤとギターのオモチャを眺めながら仕事をする31歳。



1番手前が有名なイエローハート hideの代名詞





とまあそんなこんなの毎日。


年度末でみんな忙しいのか、最近は呑みの誘いも少なく粛々と仕事の毎日。


引きこもって仕事してると季節の移ろいすらも分からない。

最近、鼻がムズ痒くなってきたのできっと外界には春が訪れつつあるのだろう。


草花や昆虫達も活動を始める季節。


ブログの更新も草花達に負けじとサボらず頑張ろうと思った初春でした。



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