2010年7月23日金曜日

GG10

連日の猛暑。茹だる様な暑さは陽が沈んでもさして変わらず、暑気を纏いながら向かった先は渋谷AX。
昨夜はMUSIC ON! TV主催のライブイベント、GG10へ。

開演時間から遅れること数十分。AXに到着。
ステージではトップバッターを務めるandymoriが演奏中。
andymoriのライブを観るのは初めてだが、FREE THROW等のDJイベントで聴いた事のある曲も数曲あり、最初から観たかったなあと些か後悔。
初見だが、とても良いライブだったので、また機会があれば是非観てみたいなあ。


ビールを呑みながら転換を待つこと十数分、2バンド目は我らがチャットモンチー。
珍しく『世界が終わる夜に』から始まり、『Last Love Letter』や『シャングリラ』等の鉄板曲でオーディエンスも大盛り上がり。
夏に似合う『風吹けば恋』や『とび魚のバタフライ』も演奏し、会場は夏フェスさながらの様相に。
久し振りに聴いた『東京ハチミツオーケストラ』にテンションが上がる。ええ曲や。
10月リリースの新譜に収録される『ここだけの話』(正式表記は不明)も初披露し、名曲『染まるよ』でシメ。

リズム隊の楽器が最近リニューアルされた事もあり、あっこと久美子に着目して観ていたが、いつも以上にタイトな久美子先生のプレイは流石のひとこと。
レコーディングや個展で疲弊してるはずだが、そんな素振りは全く見えず、いつも以上に熱のこもったドラム。
スネアも気持ち良く抜け、久美子のオハコでもあるタム回しもキレッキレで、新しいドラムセットに変えたばかりの頃に言っていた『やっぱ新しいセットは慣れへんなあ。ミスショット連発やわあ。』の言葉も今や懐かしい。
あっこのニューベースもブリンブリンに鳴っていて、男勝りなあっこのプレイとも相性抜群で観ていて爽快感すら感じた。
ボディーカラーの深いグリーンと、鮮やかなピンクのピックのコントラストもデザイナー的には垂涎。
あのベース格好良いなあ。1本くんねえかなあ。。

ちなみに絵莉子嬢は昨夜も最高に可愛かった。
とは言え、数曲ごとにギターを持ち変えて常にベストな音で曲に挑むその姿はプロフェッショナルそのもの。


チャットモンチーの素晴らしいパフォーマンスの余韻を残しながらも、トリの9mm Parabellum Bulletの登場で会場のボルテージは最高潮に。
9mmのライブを観るのは久し振りだったが、キラーチューンの連続でフロアはダイブ・モッシュの嵐。阿鼻叫喚の地獄絵図。
2階席で観ていてもオーディエンスから放たれる熱気(と湿気)がムンムンに伝わり、ビールも頗る進む進む。
しかし滝はよくあのパフォーマンスでギター弾けるなあ。相変わらず超が付く程の馬鹿テク。
こちらも最近オーダーしたオリジナルシェイプのギターを弾きながら歌う卓郎も、ギタリストとしてのプレイの比重がやや増えていて、こりゃあモテるなあと人知れずジェラる。滝と卓郎のギターソロのハモりが個人的には超ツボ。
ちひろ君(俺と同じ歳)のドラムも笑っちゃうぐらいの手数と精確さ。さすがドラムマガジンの表紙を務めるだけある。
幾度となくオーディエンスを煽り倒しながら、低く構えたベースを掻き鳴らす様にピッキングする和彦も、もはや貫禄すら感じる堂々の演奏&パフォーマンス。途中で1曲だけ弾いてたアップライトベースもエロ格好良かった。
ちなみに9mmのライブも数知れず観ているが、未だに曲とタイトルがなかなか一致せず。。


終演後、チャットのメンバーや9mm各位と暫し談笑しホロ酔いで帰宅。(滝、ビールご馳走様。)

素晴らしいライブを観ながら冷えたビールを呑む。夏の醍醐味ですな。冬もだけど。


【余談】
昨夜はチャットモンチーが出演していた事もあり、4月の弊社企画"RICH BLACK NITE"のTシャツを着ている人もチラホラ。
嬉しさと恥ずかしさの二律背反で身悶えますが、本当は嬉しいです。ありがとうございます。