このFREE THROWのロゴデザインや、毎月のフライヤー、物販に並ぶグッズ等の殆どをデザインさせていただいてます。弊社の数少ないレギュラーの仕事でもあり、個人的にもとても思い入れのある大切なパーティーです。
そんなFREE THROWの次回開催は12月10日(土)。
もちろん次回のフライヤーも弊社がデザインさせていただきました。

designed by SCHWARZ-DESIGN
普段は割とポップなデザインが多いFREE THROWのフライヤーですが、今回はゲストバンドがLITEという事で、異国感やアンダーグラウンドなインディー臭さ、そして僭越ながら先達へのオマージュを込めて1920年代〜30年代の独バウハウスを意識してデザインしました。
赤・黒・白だけで構成された100mm×148mmのフライヤーはなかなかどうしての存在感を放っているのではないかと自画自賛しております。
つい先日、海の向こうの何処ぞの国でのタフネスなツアーから帰って来たLITEの面々。
フジロックやサマーソニックのステージも経験した彼らの圧巻のライブパフォーマンスは玄人好みの敷居が高い音楽の様にも思われがちですが、そんな事は決してありません。
寸分の狂いも無く的確かつタイトなビートを刻むドラム。時に繊細で時には暴力的なベースライン。カーマスートラよろしく絡み合う2本のギターから奏でられる緻密なフレーズ。
珍妙な表現かも知れませんが、LITEのライブは中国雑技団やシルク・ドゥ・ソレイユの様な上質かつ本物の、誰もが楽しめるエキサイティングなエンターテインメントだと思います。
メンバー各々も、演奏中のストイックな雰囲気とは打って変わって普段はすこぶる柔和なナイスガイ達なので、ライブ後はテキーラの1杯でもご馳走してあげると喜びます。たぶん。
蛇足ですが、個人的にはベースの井澤(と井澤のお母様)には、今後半世紀ぐらいは頭が上がらないぐらいの迷惑を掛けた経験があります。まあその話はまた機会があればと言う事で…。
では12月10日、FREE THROWに来られる方は魑魅魍魎の跋扈する深夜の新宿歌舞伎町の薄暗い地下でお会いできれば幸いです。