明日、11月19日は下北沢ERAにてavengers in sci-fiのワンマンライブ。
avengers in sci-fiをご存知無い御仁の為に説明すると…面倒臭いのでホームページでも見て下さい。
これまでに代官山UNITや恵比寿LIQUIDROOMでワンマンライブを成功させ、つい先日には渋谷AXにて9mm Parabellum Bulletとの共演をも果たし、今や押しも押されぬ人気バンドとなったavengers in sci-fi。
そんな彼らの下北沢ERAでの単独公演を意外に思う人も多いかも知れませんが、バンド結成当時からthe chef cooks meやwooderd chiarieと切磋琢磨を繰り広げてきた、言わば古巣でもあり原点でもある下北沢ERAでの凱旋単公演はavengers in sci-fiにとっても、下北沢ERAならびにERA店長の宮崎洋平氏にとっても、深く意味のあるワンマンライブである事は想像に難く無い。
そんなavengers in sci-fiとSCHWARZ-DESIGNの出会いは遡ること5.6年前。たしか。
pocketLifeの安西君の紹介で、avengers in sci-fiのTシャツのデザインを依頼されたのが彼らとのファーストコンタクトだった。ような気がする。
5年前から今と遜色の無い抜群のセンスとオリジナリティの塊の様な楽曲でコアな音楽通からは常に一目置かれていたavengers in sci-fiも、当時の一般認知度やライブの観客動員は今ほどでは無かった。
同じく当時、グラフィックデザインで音楽業界に食い込もうと虎視眈々と眼を光らせ、あわよくばデルモのチャンネーと1発カマしたろうと暗中模索かつ四苦八苦していた発足間も無いSCHWARZ-DESIGNとサイファイ達はTシャツ制作を発端に徐々に意気投合し、幾杯もの杯(や、時にはショットグラス)を交わし合い、親交を深めていった。と俺は勝手に思っている。
Gt.&Vo.の太郎とはウマが合うのか合わないのか判らないまま数年を過ごしたが、ふと気付けば俺のハートをガッチリ掴んで離さない小宇宙(コスモ)の様な存在となり、今では自他共に認めるプラトニックなマイメンである。
が、最近のtwitter上での太郎のキャラが若干俺のツイートと被っているのが気にかかる。奴とは1度2人きりでじっくり話す必要がありそうだ。
Ba.&Vo.の稲見とは絶妙な距離感を保ちつつも、会えばいつも良い酒を呑めるナイスガイ。
俺の方が1年だけ年長だが、彼の挙動を傍目から見ていると、稲見の後輩じゃ無くて本当に良かったなあと常々思う。
稲見(とPAモミヤマ)とは名古屋で泥酔の挙句に些か剣呑な雰囲気になった事もあったが、雨降ってナントカでその一件の後、彼との仲は深まった。と、俺は勝手に思っている。
Dr.の長谷川(a.k.a.先生)は正確無比かつタイトなドラムプレイとは裏腹に非常に御緩(おゆるり)とした性格で、メンバーの中で1番フランクに接してくる。奴だけ何故か俺に対してタメ口だ。
長谷川とはスト2で切磋琢磨し合う仲だが、現在のところ互角(か、俺がやや上)なのでそちらもいつかハッキリと白黒を着ける必要がありそうだ。奴のザンギエフは全てを飲み込む赤きサイクロン。
そしてavengers in sci-fiのライブに足繁く通っている生粋のサイファニストならご存知であろう、敏腕マネージャーの宮下智史。
SEX PISTOLSにおけるマルコム・マクラーレンさながら、avengers in sci-fiの躍進は宮下氏の存在無くしては決して語れない。
余談ではあるが、宮下(とPAモミヤマ)とは数年前に一緒に合コンした程の仲。(残念ながらセクロスオールエリアとはいかず全員手ブラで帰宅。)
さてさて。前置きが壮絶に長くなってしまったが、ここからが本題。
そんなavengers in sci-fiの辣腕マネージャー宮下氏直々の依頼で、5年前に弊社がデザインしたavengers in sci-fiの初のTシャツを明日の下北沢ERAでのワンマンで少数のみ復刻・再発したいとの事。
如何せん5年以上も前のデザインなので、いま見ると恥ずかしい様なこそばゆい様な何とも言えない感覚ですが、個人的にも思い入れのあるサンクチュアリ・下北沢ERAでの凱旋単独公演に幾許かでも華を添える事が出来るのであれば、SCHWARZ-DESIGNとしても俺個人としても光栄の極み。二つ返事で快諾。
そして盟友avengers in sci-fiと宮下に対して、少しでも恩返しになるのであれば重ねて喜ばしいことこの上無し。(宮下、ギャラはおっぱいパブでお願いします。)
デザイン全容を掲載したいところですが、当日のオタノシミという事で。(もしかするとavengers in sci-fiのサイトや関係者のtwitterでアップされるやも知れませんが。)
Tシャツの価格等は先方に丸投げなので判りかねますが、ごく小枚数しか生産していないので気になる紳士淑女はお早めに下北沢に向かう事をお薦めします。
そして何より、今後の実現は難しいのではと思われる下北沢ERAでのavengers in sci-fiの至高のギグを楽しんで下さい。
では明日、科学と空想の狭間でお会いましょう。